利酒師:むなかた
今回は日本酒を飲むなら知っておきたい、超有名日本酒をご紹介していこうと思います。
今回のランキング記事は、「有名銘柄ランキング」ということで、有名なら検索回数も多いであろうとの考えから、GoogleとYahooの検索数をベースにランキングにしてみました。
「検索数=美味しい」というわけではありませんが、検索数が多く、有名だということは、それだけよく飲まれているお酒であったり、飲んだ時の印象がよかったお酒だと思うので、日本酒を頼む際に参考にできるランキングであるかと思います!
それではさっそく参りましょう!
Contents
有名日本酒ランキング 1位~10位
第1位 獺祭 (だっさい)
月間検索数;269,800回
第1位には、「獺祭」がランクイン。
「獺祭」に関する用語の検索数は269,800回です。
検索回数がぶっちぎりの一位で、誰がなんと言おうと、今一番有名な日本酒ではないでしょうか。
獺祭の代表作「獺祭 磨き 二割三分」は、キレイな甘みと蜂蜜のような上品な味わいに毎回飲むたび驚いてしまうほど、質が高いお酒です。
獺祭は「今までの日本酒は飲めなかったけど、獺祭なら飲める」という若者を増やし、大きく日本酒業界の発展に貢献しました。また、国内だけでなく海外展開にも積極的で、アメリカ、フランス、イタリアなどで、日本酒の魅力を伝えている「将来がより楽しみなお酒」です。
製造元:旭酒造(山口)
第2位 八海山 (はっかいさん)
月間検索数:62,800回
第2位には、「八海山」がランクイン。
「八海山」に関する用語の検索数は62,800回です。
新潟のお酒と言ったら、「八海山」。人気の淡麗辛口の銘柄と言ったら、「八海山」。日本酒好きにも、あんまり好きではない方にも知られているお酒です。
また、定番酒から、時代のニーズに合わせた「八海山スパークリング」や「あまざけ」まで、一切の妥協なく様々な分野で挑戦し続けている蔵としての印象があります。
スイスイと飲める定番酒の「八海山」は「THE 食中酒」として、様々な食事と組み合わせられます。
製造元:八海醸造(新潟)
第3位 十四代 (じゅうよんだい)
月間検索数:55,600回
第3位には、超プレミアム酒「十四代」がランクイン。
「十四代」に関する用語の検索数は55,600回です。
幻とも言える日本酒「十四代」。日本酒の概念を覆す美味しさに、十四代の代名詞「旨口」を堪能できる一本です。
なかなか十四代に出会えるお店はありませんが、飲めばその価値がわかります。お店で見かけた時にはぜひ!
製造元:高木酒造(山形)
第4位 写楽 (しゃらく)
月間検索数:41,460回
第4位には、「写楽」がランクイン。
「写楽」に関する用語の検索数は41,460回です。
写楽といえば、日本酒通の間では知らない者はいないほど人気が高く、プレミアムなお酒としても扱われています。
写楽を造る宮泉銘醸は、自然豊かな福島県 会津若松市にあります。質・量とも豊かな水と地元の米を使用することにより、「写楽」の上品なフルーティーな香り、スッキリとした喉越しの良さ、そして口に広がる旨みが生まれています。造り手のこだわりを感じる一本です。
製造元:宮泉銘醸(福島)
第5位 久保田 (くぼた)
月間検索数:35,500回
第5位には、「久保田」がランクイン。
「久保田」に関する用語の検索数は35,500回です。
海外で飲まれている日本酒の中で、最も有名な日本酒の銘柄の一つとして挙げられるのが、この「久保田」。
スーパーなどでも購入でき、気軽に買えるお酒として一般に馴染み深いお酒。
製造元:朝日酒造(新潟)
第6位 黒龍 (こくりゅう)
月間検索数:34,920回
第6位には、「黒龍」がランクイン。
「黒龍」に関する用語の検索数は34,920回です。
メロンのようなフルーティーな香りに、繊細な味わいは、万人ウケするキレイな透き通った味わい。
そんな「黒龍」を造るのは福井県にある黒龍酒造です。大吟醸を全国に先駆けて商品化したことでも知られている酒蔵です。
製造元:黒龍酒造(福井)
第7位 而今 (じこん)
月間検索数:30,840回
第7位には、「而今」がランクイン。
「而今」に関する用語の検索数は30,840回です。
而今の「東条山田錦」を飲んだのですが、飲み口としては、酸味もアルコールの辛さもなく、すーっと口の中に入り、ジワーっと広がる甘みと旨み。まるで、水の中に魂を閉じ込めたような神秘的なお酒です。
また、而今を語る上で欠かせない魅力が、名前の意味にあります。
「而今」という酒銘には、「過去にも未来にもとらわれず、今を精一杯生きる」との、造り手の熱い意志が込められているのです。このお酒を飲むたび、「今を生きる」と、そんな決心がつくお酒です。
製造元:木屋正酒造(三重)
第8位 新政 (あらまさ)
月間検索数:28,980回
第8位には、「新政」がランクイン。
「新政」に関する用語の検索数は28,980回です。
新政の銘柄の一つ「NO.6 Stype」を飲んだ感想は、濃密ながらキリッとしたキレ、青りんごのようなフルーティーさ、そして新政らしい酸味が心地よい一本。
新政酒造は、「NO.6シリーズ」、「Colors」、「プライベートラボ」など、様々なタイプのお酒を造り、常に日本酒業界全体に新たな風を吹かせています。今後の日本酒業界を背負っていくことを期待できる酒蔵です!
製造元:新政酒造(秋田)
第9位 飛露喜 (ひろき)
月間検索数27,840回
第9位には、あの福島のプレミアム酒「飛露喜」がランクイン。
「飛露喜」に関する用語の検索数は27,840回です。
いつ飲んでも、何と合わせてもうまい。旨み、甘み、香りのバランスが100点満点な一本。
そんな「飛露喜」を造る廣木酒造(ひろきしゅぞう)も、今でこそ、プレミアムと呼ばれ、成功と言われるほどの地位を獲得しましたが、ひと昔前までは、廃業寸前なほど、苦しい時期がありました。
そんな中でも諦めずに、より品質を落とさず、より旨い酒を作るとの一心で努力し続けました。その結果、徐々に認められるようになり、今では、プレミアムなお酒としての地位を確立しています。
諦めないことの大切さを学べる一本です。
製造元:廣木酒造本店(福島)
第10位 鍋島 (なべしま)
月間検索数27,780回
第10位には、「鍋島」がランクイン。
「鍋島」に関する用語の検索数は27,780回です。
米の上品な旨みと甘みが絶妙に絡みあい、舌の上で優しくころがるような舌触りには感動を覚える。
鍋島は、2011年に世界的なコンテストIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の「SAKE部門」で頂点を極め、一瞬にして知名度を上げました。その後も人気は上がりつづけ、今回の有名日本酒銘柄ランキングでは、ベスト10に食い込むほどの銘柄に成長した一本です。
製造元:富久千代酒造(佐賀)
続いては、11位〜20位
第11位 作(ざく)
月間検索数:25,420回
第11位には、「作」がランクイン。
「作」に関する用語の検索数は25,420回です。
マスカットのような香りに、飲む前から期待が膨らみ、一口含むと、酸と甘みが口全体に一気に広がります。
作を造る三重の清水清三郎商店は、一時期、生産量が落ち込み、廃業の危機にありました。そんな窮地を救ったのが、この「作(ざく)」。その名前からガンダムファンの注目を浴び、一気に拡大。また、しっかりとお酒の質を上げ、一時のブームで終わらせず、数々の賞を総なめするようなお酒になったのです。
製造元:清水清三郎商店(三重)
第12位 田酒 (でんしゅ)
月間検索数:25,160回
第12位には、青森のプレミアム酒「田酒」がランクイン。
「田酒」に関する用語の検索数は25,160回です。
「田酒」は、青森にある西田酒造店が造るお酒です。名前の通り、田んぼのお酒。つまり純米酒造りにこだわる蔵元。
また、幻の米とも言われた古城錦を復活させて使用するなど、青森を代表するお酒です。
フルーティーで旨味と酸味のバランスが絶妙。口当たりの柔らかさは天下一品です!
製造元:西田酒造店(青森)
第13位 越乃寒梅 (こしのかんばい)
月間検索数:24,460回
13位に「越乃寒梅」がランクイン。
「越乃寒梅」に関する用語の検索数は24,460回です。
越乃寒梅は新潟の日本酒業界を牽引してきた三つの柱の一つ。「八海山」、「久保田」、「越乃寒梅」と新潟のお酒と言ったらこの三つがでてくるほどの大御所。
新潟らしい淡麗で控えめな香り。昔のお酒と敬遠していたら損をするほどの、軽くておいしいお酒です。
製造元:石本酒造(新潟)
第14位 上善如水 (じょうぜんみずのごとし)
月間検索数:24,380回
第14位には、「上善如水」がランクイン。
「上善如水」に関する用語の検索数は24,380回です。
海外で飲まれている日本酒の中で、最も有名な銘柄の一つとして挙げられるのが、この「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」。
スーパーなどでも購入でき、気軽に買えるお酒として一般にも馴染み深いお酒。
如水(みずのごとし)とあるように、まるで水のように、すっきりとして飲みやすい味わいで、食中酒としてオススメな一本です。
第15位 梵 (ぼん)
月間検索数:24,300回
第15位には、「梵」が入ってきました!
「梵」に関する用語の検索数は24,300回です。
数多くの賞を受賞し、JAL国内線のファーストクラス搭載酒として選ばれるなど、日本を代表する銘柄です。
まるでグレープフルーツのような香りに、深みある旨み。バランスのいいお酒です。
梵のすごいところは、造ったあと最低でも1年間は熟成させてから出荷しているところ。熟成させることによって、よりまろやかな舌触りを感じられるかなり品質の高い一本!
製造元:加藤吉平商店(福井)
第16位 醸し人九平次 (かもしびとくへいじ)
月間検索数:23,180回
「醸し人九平次」が16位にランクイン。
「醸し人九平次」に関する用語の検索数は、23,180回です。
パリの三つ星レストランに採用されるなど、国内外での評価が高い銘柄。
開けた瞬間に、ふわりと香るキウイのような香り。シュワっと炭酸と共に酸味が口の中に広がり、その後に旨みと甘みがゆっくりと広がる。辛すぎず、甘すぎず、まるで白ワインのように飲みやすい酒質です。
醸し人九平次の久野九平次社長は、ワイン樽で日本酒を醸造したり、様々なチャレンジをしています。そのことから、「九平次」ではなく「クレイジー」と呼ばれているほどの改革者。
今後が楽しみな酒蔵です!
製造元:萬乗醸造(愛知)
第17位 一ノ蔵 (いちのくら)
月間検索数:22,420回
「一ノ蔵」が17位にランクイン。
「一ノ蔵」に関する用語の検索数は、22,420回です。
名前の由来は、宮城県内の4つの蔵がひとつの蔵に統合したことから「一ノ蔵」と名付けられました。まるで工場のような大きな蔵なのですが、手作りをモットーに、こだわりのところはとにかく人の手で造っている酒蔵です。
銘柄は、「一ノ蔵」以外にも、スパークリング日本酒ブームを起こした「すず音」などを開発したりと、日本酒業界に新たな風を起こしています!
第18位 雁木 (がんぎ)
月間検索数:21,200回
18位に山口の「雁木」がランクインしました!
「雁木」に関する用語の検索数は、21,200回です。
雁木は山口県にある八百新酒造が造っているお酒です。少量仕込み、無濾過で仕上げる伝統的な製法で、濃厚な旨みにすっきりとした酸味のバランスがいい一本。様々な料理と合い、まさに食中酒にオススメです。
製造元:八百新酒造(山口)
第19位 鳳凰美田 (ほうほうびでん)
月間検索数:20,080回
19位に栃木の「鳳凰美田」がランクイン!
「鳳凰美田」に関する用語の検索数は、月に20,080回でした。
鳳凰美田を造る小林酒造は、栃木県小山市にあります。十数年前は、廃業を考えたというぐらい小さな酒蔵でしたが、【「吟醸酒」は日本文化の結晶】という信念のもと、品質管理を徹底しながら、吟醸酒を作り続けてきました。その結果、いまや全国でもトップクラスの人気銘柄へと躍進し、さらに人気が高まり続けています!
味わいは、マスカットを思わせる吟醸香に酸味と甘みと旨味がしっかりと感じられる。高品質な日本酒です。
製造元:小山酒造(栃木)
第20位 風の森 (かぜのもり)
月間検索数19,800回
第20位は「風の森」!
「風の森」に関する用語の検索数は、月に19,800回でした。
風の森は、奈良県にある油長酒造が造っているお酒です。造る酒のほとんどが「無濾過生原酒」。美味しくて、デザイン性も高いにも関わらず、値段も安いというのが、人気の理由。
炭酸ガスの発泡感が強く、濃厚な旨みが特徴的。また、栓を開けてから徐々にガスがなくなっていくので、味わいの変化を楽しめます。
製造元:油長酒造(奈良)
いかがだったでしょうか?
検索数をベースにした日本酒ランキング。
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