「寒いから熱燗を飲みたいんだけど、どうやって作ればいいの・・??」
「熱燗用の日本酒ってあるの?オススメを知りたい。。。」
美味しい日本酒編集部
さぁ熱燗の季節がやって参りました!
厳しい冬の寒さの中、体の芯まで冷え切って、「あーー寒い」と言いながら居酒屋に入り「熱燗」を頼む。一口、一口飲むたびにじんわりと体の芯から温まってくる。「あーー熱燗さいこう。。」
・・・・というわけで、今回は【「熱燗」の作り方】と【熱燗にしたら美味しいオススメの日本酒】を記事にしました!
Contents
熱燗を作って、飲むメリット3つ
まずは熱燗を作って、飲むメリットについて紹介します!
熱燗を飲むメリット
- 身体が温まり、健康的。
- 余った日本酒を使っておトクに作れる。
- 自分の好みの温度で楽しめる。
身体が温まり、健康的
まず、冷やでのんでも温めて飲んでも、日本酒には他のお酒を飲んだ時よりも体温が2℃ほど高くなる効果があります。
これは、日本酒には「アデノシン」という成分が含まれていて、この「アデノシン」には血管の収縮を妨げる効果があるためです。
それにより日本酒を飲んだ後しばらくは、血管が広がったままの状態が続き、温かい血液が全体に流れて、ポカポカするんです!
そして熱燗ならば、さらにポカポカに。
血流がよくなり、毛細血管の働きを活性化するので、肩こりや冷え性、腰痛、疲労回復などに効果があります。
また、肌の代謝もよくなり美容効果や老化防止にも効果があると言われています。
余った日本酒を使っておトクに作れる
熱燗を自宅で作るうえで最大のメリットは、おトクに作れること!
飲みきれずに余った日本酒や、少し劣化しちゃったな〜というお酒を使って、美味しく蘇らせることができます。
また、熱燗に向いている日本酒は、比較的値段が安い純米酒や本醸造というタイプが向いているので、安くおトクに熱燗を作れるんです!
自分の好みの温度で楽しめる
一般的に「熱燗」は温めた日本酒のことを指しますが、正確には「熱燗」は、50℃前後のお酒を指します。
上記の図のように、35℃であれば「人肌燗」、55℃では「とびきり燗」と5℃ずつに違った名称があり、味わいも違ってきます。
美味しい日本酒編集部
自分で作れば、いろいろな温度を試して、味わいの変化を楽しめますよ♩
さて、ここから簡単に作れる熱燗の作り方を紹介!
美味しい熱燗の作り方
【鍋でつくる】自宅で簡単に作れる熱燗の作り方
- 手順1お酒を注ぐ
お酒を徳利の九分目まで注ぐ。
- 手順2ラップをする
ラップをして香りが飛ばないようにする。
- 手順3お湯を沸かす
鍋に水をいれ、沸かす。(徳利が半分〜肩まで浸かるくらいの水の量)
- 手順4徳利をいれる
火を止め、徳利をいれる。2分半〜3分ほどで熱燗になります。
- 手順5完成
お猪口で飲んでみよう!
【レンジでつくる】自宅で簡単に作れる熱燗の作り方
- 手順1お酒を徳利に注ぐ
お酒を徳利の九分目まで注ぐ。
- 手順2ラップをする
香りが飛ばないようにラップをします。
- 手順3電子レンジで温める
熱燗にするには、70秒が目安です。
レンジの場合、均一に温まらないため、20秒〜30秒に一度取り出して、混ぜてからまた温めるのがコツです。 - 手順4完成
お猪口で美味しく飲みましょう!
オススメの熱燗に合う日本酒9選
運営者:平野が実際に飲んだ「熱燗に合う日本酒」の中で、これは旨かったなという日本酒を9本選びました。
こだわった熱燗を飲みたい時には、参考にしてみてくださいね。
1 穏やかでしみじみ〜〜 池月 純米酒
池月 純米酒
オススメの温度👉40℃(ぬる燗)
このお酒は燗がおススメのお酒。
冷酒で飲むと「まぁまぁ」といった率直な感想だが、燗にすると全く違う。
柔らかな飲み口から、口の中でふくらむ米の旨み。また鋭い酸がキレのよさを感じさせる味わいは至福の時間をもたらしますよ!
2 燗酒ビギナーにお勧め! 美丈夫 特別本醸造
美丈夫 特別本醸造
オススメの温度👉40℃〜45℃(ぬる燗)
温めるとゆるゆると立ち上る丸くふくらみのある味わい、繊細で上品な香りに爽やかな酸や切れ味のよさは質の良さを感じさせます。
この味わいにこの安さ。コストパフォーマンスのよさには感激です。
3 THE熱燗! 神亀酒造 純米酒
神亀酒造 神亀【しんかめ】
オススメの温度👉50℃(熱燗)
2年以上常温熟成させたというこの新亀のお酒は、辛口でどっしりとした「THE熱燗」といった味わい。燗にすることによって、米の甘みを繊細に感じられる印象です。
昔ながら熱燗が好きという方にはもってこいのお酒。
4 お燗の食中酒! 加茂金秀 特別純米
賀茂金秀 特別純米
オススメの温度👉45℃(上燗)
口に含むと米の香りとクリーミーな旨味が広がる一方で、軽やかな酸があり、さっぱりとした味わい。食中酒としての活躍の場は広いお酒。
美味しい日本酒編集部
食中酒として、もってこいのお酒なので、数人で鍋を囲む時などにぜひ!
5 冷やで熱燗で飲み比べ体験! 新潟 有名銘柄 5セット
人気新潟 金賞受賞酒蔵 飲み比べセット
オススメの温度👉40℃~50℃(上燗)
日本酒王国と言われる新潟の有名5蔵のセット。まず冷やで飲み比べてみて、次に5種類を熱燗で飲み比べてみるといった、味わいの違いを楽しめる。
家族が集まる時など、盛り上がることは間違いないですね。
6 熱燗の王者!
天狗舞 純米
オススメの温度👉45℃(上燗)
冷やで飲んだ時は、けっこうー辛くて、自分とは合わないなぁーと感じていたのですが、燗で飲んでからは全く印象が変わりました。
温めることによって、隠れた旨味が一気に出てきて、深みのあるお酒になります。
熱燗で飲むならかなりお勧めな一本。
7 ミスターバランス派 李白 純米酒
李白 純米酒
オススメの温度👉40℃(上燗)
甘み、旨味のバランスがよく、甘くて辛いといった印象。冷やで飲めば、甘口が強くでるのですが、熱燗で飲めば辛口と甘口のバランスがよくなるという不思議で面白いお酒です。
初心者の方にはオススメで、40℃くらいのぬる燗で飲めば、そのままでも、食中酒としても、様々なシーンで活躍するお酒です。
8 NO1 お燗酒 大七純米生もと
大七純米生もと
オススメの温度👉50℃(熱燗)
「おせち料理によく合ってお燗にすると美味しい日本酒」第1位や、「お燗にして美味しい日本酒」ゴールド賞を受賞するなど、お燗といったらこのお酒。
初心者の方からよく飲む方まで、全ての人が納得する味わい。
生酛(きもと)という自然な方法で造られているため、力強いお酒というのが最初の印象。コク旨な一本です。
9 肉料理と相性抜群
南部美人 特別純米
オススメの温度👉50℃(熱燗)
南部美人の吟醸系は、香り高く華やかな印象ですが、この特別純米はまた違った味わい。香りは抑えられ、ふわりとした甘みも燗にすると抑えられる。綺麗な酸味が、肉を合わせると抜群の旨さ!かなり飲みやすく、お酒が進む一本。
いかがでしたか?
寒い季節にぴったりの熱燗、ぜひ自宅でも試してみてくださいね。
[…] 手順1 日本酒とオレンジジュースを温める-55℃くらい-(熱燗の作り方はこちら) […]