福島の人気日本酒ランキングおすすめ20選!辛口の地酒をご紹介!

福島の人気日本酒ランキングおすすめ16選!辛口の地酒をご紹介!

福島は、実は全国有数の日本酒の産地。日本酒造りに適した気候風土と職人たちの並々ならぬ努力によって生み出された福島の日本酒は、これまでにも国内外問わず数々のコンクールで賞を受賞してきました。

中でも、毎年その年にできた日本酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」では、前代未聞の8年連続金賞を獲得し、全国トップの受賞回数を誇ります。

トップクラスのおいしさと評判の日本酒ばかりで、どれを選んでも大きな失敗にはなりません。とはいえ、飲む人の好みや気分、合わせたい料理によって最適な日本酒は異なりますよね。

そこで今回は、福島の日本酒おすすめ16本を一挙ご紹介!飲みやすい甘口から、プレゼントにおすすめの高級な日本酒までお伝えしていきます。福島の日本酒の特徴や選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents

福島の日本酒の特徴

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日本で3番目の面積を誇る福島県は、大きく分けて3つのエリアに分けられており、それぞれの地域で違った個性のある日本酒を楽しめます。

福島県の酒造りが始まったとされる「会津地方」の日本酒は、会津磐梯山(あいづばんだいさん)を始めとする山々から流れる豊かな水を原料とした、ふくよかで旨味のある味わいが特徴。お米の華やかでフルーティーな香りを活かした日本酒が多く見受けられます。

福島市や郡山市など福島県の主要な都市部である「中通り」では、これまでにない個性的な日本酒を多く製造しています。日本酒の原料であるお米を一から栽培したものや福島で誕生したとされる生酛造り(きもとづくり)にこだわったものなど、新進気鋭の日本酒を楽しめます。

そして太平洋側に位置する「浜通り」の日本酒は、他のエリアと比べて生産量が少なく、地元でその多くが消費されるため、あまり県外に出回らない貴重なもの。入手が難しく、一部では「幻の酒」とも呼ばれています。魚介に合うシンプルかつ冷淡な口当たりながらも、お米の旨味をしっかりと感じられる味わいが特徴です。

日本酒の選び方のポイント

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福島県の日本酒を選ぶポイントは、味わいや予算、ブランド力なども重要ですが、やはり「全国新酒鑑評会」の金賞銘柄を参考にしてみること。受賞している銘柄には、ラベル・パッケージ・商品ページなどに「○○年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞」と表記されています。購入の際には、こちらを確かめてみてください。

冒頭でも述べた通り、福島の日本酒は全国新酒鑑評会で8年連続全国一位の称号を手にしています。100年以上の歴史を持つ審査会で、これまでに数々の金賞を受賞してきた福島の日本酒は、紛れもなく”おいしい日本酒”です。

せっかく福島のお酒を味わうなら、こうした受賞歴のある日本酒を飲んでみたいですよね。おいしい日本酒が飲みたいという方は、ぜひ「全国新酒鑑評会」の金賞銘柄を参考に選んでみてください

酒米で選ぶ

日本酒を選ぶ時に重要なのは原料である酒米に注目してください。酒米の種類によって日本酒の味わいは異なります。自分の好みに合った酒米がわかれば日本酒も選びやすいでしょう。

品種 特徴 代表銘柄
福乃香 ・山田錦を目指して開発された酒米

・2020年から原料米になったばかり新品種

・柔らかな甘味と酸味で、味のバランスが良い

・天明(曙酒造)

・会津ほまれ 純米吟醸 福乃香(ほまれ酒造)

夢の香 ・五百万石を越える酒米を目指して開発された品種

・寒い地域での栽培に向いている酒米

・割れにくいのに、もろみにすると溶けやすく酒造りがしやすい

・廣戸川 純米にごり生酒(松崎酒造店)

・純米吟醸 からはし 夢の香(ほまれ酒造)

山田錦 ・フルーティーな香りと米の旨みを感じる味わい

・辛口にしてもコクを出せる

・飛露喜 純米大吟醸(廣木酒造本店)

・一生青春 大吟醸(曙酒造)

五百万石 ・スッキリとしていて淡麗な味わい

・福島県で多く栽培されている品種

・奈良萬 おりがらみ(夢心酒造)

・寫楽 純米吟醸(宮泉銘醸)

日本酒の原料は主に酒米と水から造られているため、酒米の品質は重要です。福島県の酒蔵では酒米を厳選して醸造しており、日本酒の品質は上質だといわれています。

表で解説した酒米のうち、「福乃香」「夢の香」は福島のオリジナル酒米です。特に福乃香は近年登場したばかりの新品種。福乃香を使用した日本酒は、福島以外では手に入れにくいお酒です。もし旅行や出張などで訪れたら、ぜひお試しください。

酒蔵で選ぶ

日本酒を選ぶ時には、どこの酒蔵で造られたお酒なのか確認することもポイントです。酒蔵には独自の製法や技術があり、酒蔵独自の味わいにつながっています。

また酒蔵がある地域によっても好まれる味わいがあるため、地域の情報も重要です。酒蔵のある地域やこだわりを知っておけば、味わいのイメージがしやすくなるでしょう。

福島県のエリアは3つに分けられます。

・会津エリア…芳醇で米の旨みを感じる銘柄を生産する

・中通りエリア…こだわりのある酒蔵が多い

・浜通りエリア…地元ならではの銘柄が楽しめる

会津エリアは豪雪地帯で、名水100選にも選ばれる龍ヶ沢湧水がある地域。酒造りに非常に適しており、有名な酒蔵が多く芳醇で米の旨みを感じるお酒が多く生産されています。本記事で紹介している「末広酒造」や「榮川酒造」は会津エリアにある酒造会社です。

中通りエリアも有名な酒蔵が多い地域。酒米の生産や酒造りにこだわりを持って醸している酒蔵が多くあり、「松崎酒造」や「大金晶酒造」などがあります。酒蔵ならではの味わいを楽しみたいならおすすめのエリアです。

浜通りエリアの酒蔵も福島のお酒を語るなら外せない地域でしょう。酒蔵数は少ないエリアですが、その分地元でしか手に入りにくいレアな銘柄に出会えることもあります。

ぜひ、気になる日本酒を見つけたら酒蔵情報もチェックしてください。

銘柄で選ぶ

日本酒を選ぶ時には銘柄の情報も重要です。蔵元は銘柄によって独自の製法で酒造りをしており、好みの銘柄が分かれば、日本酒選びはスムーズになります。

日本酒は、同じ酒米や酒蔵でも、銘柄が違えば味わいが変化する商品です。一つの酒蔵で造られる銘柄は複数あるため、小瓶タイプを購入して飲み比べをしてもおもしろいでしょう。

また、有名な銘柄から選べば、失敗がなく後悔が少なくなります。本記事で紹介している「飛露喜」や「会津ほまれ」は全国でも有名な福島の日本酒です。ぜひいろいろな銘柄を試して、味わいや風味の違いをお楽しみください。

用途で選ぶ

日本酒の種類は豊富にあり、用途に合わせて選ぶこともポイントです。銘柄によってはお祝いのシーンや贈答用にふさわしいもの、女性向けに開発されているお酒があります。用途に合わせて日本酒をセレクトしてみてください。

日本酒の価格はさまざまで、予算に合わせて選びやすいのも良いところです。贈答用に選びたいなら相手の方の好みもリサーチしておくとスムーズに選びやすいでしょう。

相手の方の好みがわからない場合、本記事で紹介している高級な日本酒の中から選べば、目上の方にも失礼がなく安心です。ぜひ、参考にしてください。

デザインで選ぶ

日本酒を選ぶ時にはデザインも重視したいポイントです。近年の日本酒メーカーはラベルやボトルのデザインにもこだわりがあるお酒が多くあります。

福島の日本酒なら人気一酒造の「瓶内発酵スパークリング 純米吟醸」や金水晶酒造の「金水晶 大吟醸 DG720」がモダンなデザインで女性向けのプレゼントにも良いでしょう。ぜひボトルやラベルのデザインにも注目して日本酒選びをしてみてください。

福島の日本酒おすすめ5選【甘口】

日本酒が苦手な方でも、お米の甘みが広がって飲みやすいといわれている甘口の日本酒。今回は、中でもおすすめの4本をご紹介します。シュワシュワと炭酸が弾けるスパークリング清酒から甘酒のように濁ったにごり酒まで、福島のおすすめを選んでみました。

福島の甘口の日本酒:仁井田本家 「にいだしぜんしゅ 純米吟醸」

仁井田本家 「にいだしぜんしゅ 純米吟醸」

種類 純米吟醸
味わい なめらか
香り 柔らかな甘み
酒米 自然米
おすすめ用途 自分用・女子会
合うおつまみ 魚の煮付け・天ぷら
おすすめの飲み方 冷やして

1711年創業の仁井田本家では、農薬や化学肥料を使用せずに一から育てた自然米、地元を流れる天然水、そして天然酵母を用いて自然に特化した日本酒造りを行っています。

「にいだしぜんしゅ 純米吟醸」は、仁井田本家の看板商品。雑味が少なく口当たりまろやかで、お米の柔らかな甘みを楽しめます。自然にこだわった、シンプルなパッケージングも魅力の日本酒です。

福島の甘口の日本酒:松崎酒造店 「廣戸川 純米にごり生酒」

引用:公式サイトhttp://matsuzakisyuzo.com/products.php

種類 純米にごり生酒
味わい ジューシー
香り 白桃のような香り
酒米 夢の香
おすすめ用途 自分用・女子会・プレゼント用
合うおつまみ おでん・焼き鳥
おすすめの飲み方 冷やして

松崎酒造店で日本酒を醸すのは、2011年の震災後、わずか26歳の若さで杜氏に就任した六代目・松崎祐行さん。福島県で誕生した酒造適合米「夢の香」を使用した酒造りにこだわり、就任からたった1年で「全国新酒鑑評会」の金賞銘柄への仲間入りを果たした強者です。

そんな松崎酒造店が醸すおすすめの日本酒は、毎年12月ごろ〜2月初旬まで販売される季節限定の「廣戸川 純米にごり生酒」。さらりとした口当たりで、キレのある飲み口が特徴です。少し辛めの印象を受けつつも、口の中で弾けるお米のジューシーさが魅力の日本酒。

福島の甘口の日本酒:人気一酒造 「瓶内発酵スパークリング 純米吟醸」

種類 スパークリング清酒 純米吟醸
味わい スッキリ
香り 華やか
酒米 米、米麹
おすすめ用途 自分用、女子会、プレゼント用
合うおつまみ チーズ
おすすめの飲み方 キンキンに冷やして

「吟醸しか造らない、手造りでしか造らない」をコンセプトに、現代の日本人に合う日本酒を製造している人気酒造。若者でも飲みやすいスパークリング清酒をはじめ、オーガニック日本酒からフルーティーな日本酒まで、数多くの日本酒を手がけています。

中でも、今回ご紹介するのは、人気酒造全体の生産量約20%を占めているスパークリング清酒の一つ「瓶内発酵 スパークリング 純米吟醸」。シュワシュワと弾ける喉ごしが心地の良い一杯に仕上がっています。ワイングラスでおいしい日本酒アワードなど数々の受賞歴もあり、ちょっと大人の気分のときに飲みたい日本酒です。

福島の甘口の日本酒:奥の松酒造 「純米大吟醸スパークリング」

奥の松酒造 「純米大吟醸スパークリング」

種類 スパークリング清酒 純米大吟醸
味わい ほんのり甘い
香り フルーティー
酒米 福島県産酒造好適米
おすすめ用途 自分用・女子会・家飲み
合うおつまみ チーズ・天ぷら
おすすめの飲み方 冷やして

1716年創業の奥の松酒造は、伝統のある技術を守りながらも新しい技術を積極的に導入し、常に酒質の向上に励む酒造の一つです。最近では、特に「吟醸酒」に力を入れており、その実力は「全国新酒鑑評会」において連続金賞受賞の銘柄を数多く輩出するほど。

「純米大吟醸スパークリング」もその一つで、純米大吟醸ならではのお米の旨味が光る味わいに仕上がっています。口当たりは爽やかで、口の中で広がるほんのりとした甘みが嬉しい日本酒です。

福島の甘口の日本酒:ほまれ酒造「会津ほまれ 極 黒ラベル」

種類 純米大吟醸酒
味わい 中口で甘味を感じる
香り メロンやバナナのような香り
酒米 国産米
おすすめ用途 自分用
合うおつまみ サーモンやホタテの刺身、チーズ
おすすめの飲み方 冷酒

「会津ほまれ 極 黒ラベル」は、非常にフルーティーで米の旨みがあるお酒です。720mlサイズを1,500円前後で購入できるため、非常にコスパの良いお酒として人気があります。

会津ほまれには、同じ銘柄の「白ラベル」もあり、香りが洋梨のような香りのため、黒ラベルとの飲み比べを楽しむ方も多くいます。

おすすめの飲み方は冷酒。7~12℃くらいまで軽く冷やしたくらいが飲み頃です。ぜひ、チーズやお刺身と一緒にお召し上がりください。

福島の日本酒おすすめ5選!【辛口】

さっぱりとキレがある「辛口」の日本酒は、料理と一緒に飲んでも邪魔をせず、むしろおいしさを引き立ててくれる名選手。こちらでは、福島県のおすすめ辛口日本酒を4本ご紹介します。

福島の辛口の日本酒:末廣酒造 「末廣 山廃純米吟醸」

末廣酒造 「末廣 山廃純米吟醸」

種類 山廃純米吟醸
味わい お米の芳醇なコクと旨味
香り 梨のような果実香
酒米 みずみずしい
おすすめ用途 会津産契約栽培米
合うおつまみ 自分用・女子会
おすすめの飲み方 生しらすポン酢・鮎の塩焼き

江戸時代後期の1850年に創業した末廣酒造は、日本で初めて山廃仕込みを開始した蔵といわれています。

「末廣 山廃純米吟醸」は、大正初期に嘉儀金一郎氏が確立した「山廃仕込み」を用いて製造された日本酒。2019年に開催された「G20 大阪サミット首脳夕食会使用酒」として使用され、注目を集めています。

福島の辛口の日本酒:奥の松酒造 「あだたら吟醸」

奥の松酒造 「あだたら吟醸」

種類 吟醸酒
味わい なめらか
香り ふくよか
酒米 米・米こうじ・醸造アルコール
おすすめ用途 自分用
合うおつまみ 冷奴・山菜のおひたし
おすすめの飲み方 冷やして

「奥の松酒造 あだたら吟醸」は、国際的なお酒の審査会で世界ナンバーワンを獲得した日本酒です。日本酒の世界一を決める「インターナショナル・ワインチャレンジ2018」にて”チャンピオン・サケ”を受賞しました。

地元・二本松市にそびえる「安達太良山(あだたらやま)」の伏流水を使用した味わいは、どこかで飲んだような懐かしさを感じさせます。毎晩飲める吟醸として、手に取りやすい価格も魅力です。

福島の辛口の日本酒:榮川酒造 「榮川 特別純米酒」

榮川酒造 「榮川 特別純米酒」

種類 特別純米酒
味わい お米の深み
香り 柔らかな甘み
酒米 美山錦
おすすめ用途 自分用・女子会
合うおつまみ 馬刺し・塩辛
おすすめの飲み方 冷やして・常温・熱燗

自然豊かな会津地方に蔵を構える榮川酒造では、仕込み水に日本名水百選のひとつである磐梯西山麓湧水群の清冽な水を使用しています。原料米は、地元・会津の契約農家から仕入れた「美山錦」を使用し、全て「会津」にこだわった酒造りを行っています。

「榮川 特別純米酒」は、会津産美山錦を100%使用したお米のふくよかで芯の通った味わいを楽しめる一品。冷やで飲んでも、熱燗で飲んでもお米の魅力が引き立つおすすめの日本酒です。

福島の辛口の日本酒:ほまれ酒造 「純米吟醸 からはし 夢の香」

ほまれ酒造 「純米吟醸 からはし 夢の香」

種類 純米吟醸
味わい 爽やかな中辛口
香り メロンやイチゴのようなフルーティーさ
酒米 夢の香
おすすめ用途 自分用、女子会、プレゼント用
合うおつまみ 海老の天ぷら、お刺身
おすすめの飲み方 冷やして

1918年創業のほまれ酒造は、安定した品質と職人たちの絶え間ない努力によって東北有数の酒造へと成長し、国内外のコンクールで数々の賞を受賞するほどに成長しました。特に2016年に三重県で開催された「G7伊勢志摩サミット」では、安倍首相から各国の首相に贈答品として贈られるなど、華々しい活躍をみせています。

「純米吟醸 からはし 夢の香」も、さまざまな賞を受賞した銘柄の一つ。福島県から誕生した酒造適合米「夢の香」と酵母「うつくしま夢酵母」を使用し、地元・喜多方市の喜多方名水でじっくりと仕上げました。

福島の辛口の日本酒:四家酒蔵「又兵衛 大吟醸」

種類 大吟醸酒
味わい スッキリとした辛口
香り フルーティーで香り高い
酒米 山田錦
おすすめ用途 自分用・贈答用
合うおつまみ 枝豆、白身のお刺身
おすすめの飲み方 冷酒・常温

四家酒蔵は全国新酒鑑評会で多数の受賞歴のある実力のある酒蔵で、平成20年〜30年までに7回の金賞受賞歴があります。

「又兵衛 大吟醸」は、四家酒造の最高ランクのお酒です。山田錦を35%まで精米しているため、雑味がなく、米の旨みや酸味などのバランスが非常に良い日本酒。全国にファンがいる人気の銘柄です。

おすすめの温度は冷酒や常温。常温にすると甘さを感じやすくなります。ぜひ温度の変化による味わいの違いもお楽しみください。

福島の日本酒おすすめ5選!【フルーティー】

日本酒に初めて触れるという方でも、飲みやすいのが「フルーティー」な日本酒。フルーツを感じさせるようなジューシーなものから、トロピカルなものまでさまざま展開されています。今回は、中でもおすすめの5本をご紹介します。福島のフルーティーな日本酒を味わうなら、こちら。

福島のフルーティーな日本酒:夢心酒造 「奈良萬 おりがらみ」

夢心酒造 「奈良萬 おりがらみ」

種類 純米生酒
味わい クリーミーで濃厚
香り 熟したメロン
酒米 五百万石
おすすめ用途 自分用・女子会・プレゼント用
合うおつまみ 塩辛・ぬか漬け・イカのお刺身
おすすめの飲み方 冷やして

1877年創業の夢心酒造では「常に異なり、常に変わらない酒」をコンセプトに掲げ、使用する原料は全て福島産にこだわっています。喜多方の蔵元でしかできない酒造りを追求し、地域に根ざした地酒を目指しています。

「奈良萬 おりがらみ」は、福島で開発された酵母「うつくしま夢酵母」を使用。瓶を開けると、熟したメロンを思わせる華やかでみずみずしい香りが漂います。シュワシュワと心地の良い微炭酸が口の中に広がり、クリーミーで濃厚なお米の旨味を楽しめる日本酒です。

福島のフルーティーな日本酒:花泉酒造 「ロ万 純米吟醸 一回火入れ」

花泉酒造 「ロ万 純米吟醸 一回火入れ」

種類 純米吟醸
味わい スッキリと華やか
香り メロンようなフルーティーさ
酒米 五百万石 / 夢の香 / ヒメノモチ
おすすめ用途 自分用、女子会
合うおつまみ お刺身、お寿司
おすすめの飲み方 冷やして

1920年創業の花泉酒造は、毎年冬になると2mを超える雪が降り積もる豪雪地帯・南会津地方(南郷地域)に蔵を構えます。花泉酒造で働く人々はみな、地元・南郷地域の人。この場所で生き、この場所を愛し、南会津地方の気候風土を大切にしながら、酒造りをおこなっています。

「ロ万 純米吟醸 一回火入れ」は、口万シリーズの定番商品。メロンのような上品な香りと白ワインのようなスッキリとした喉ごしが特徴です。福島で開発された酵母「うつくしま夢酵母」を用いて、フルーティーで華やかな日本酒に仕上げています。

福島のフルーティーな日本酒:豊国酒造 「一歩己 純米無濾過生原酒」

豊国酒造 「一歩己 純米無濾過生原酒」引用:公式サイトhttp://matsuzakisyuzo.com/products.php

種類 純米無濾過生原酒
味わい フレッシュ
香り 穏やかなフルーティーさ
酒米 美山錦
おすすめ用途 自分用、女子会
合うおつまみ ローストビーフ
おすすめの飲み方 冷やして

江戸時代に創業し200年以上の間酒造りを守り続けてきた豊国酒造は、伝統を大切にしながらも現代人の嗜好に合わせた日本酒を製造しています。

2011年、九代目によって新たに製造された若き「一歩己シリーズ」は、全国新酒鑑評会でも評価が高く、金賞を連続受賞。中でも、毎年12〜1月に販売される「一歩己 純米無濾過生原酒」は、穏やかなフルーティーさと澄み切った味わいを持つおすすめの日本酒です。

福島のフルーティーな日本酒:松崎酒造店 「廣戸川 純米吟醸 雄町」

松崎酒造店 「廣戸川 純米吟醸 雄町」

種類 純米吟醸
味わい 力強い
香り バナナやメロン
酒米 夢の香
おすすめ用途 自分用、女子会、プレゼント用
合うおつまみ チーズ、カルパッチョ
おすすめの飲み方 冷やして

福島県から誕生した酒造適合米「夢の香」を使用した酒造りにこだわる松崎酒造店が、初めて「夢の香」以外のお米を使用してできた「廣戸川 純米吟醸 雄町」。

お米の濃厚な香りを身に纏った雄町だからこそ、隅々までお米のエキスを存分に楽しめる味わいに仕上がっています。バナナやメロンを彷彿とさせるトロピカルな香りは、日本酒の初心者の方・苦手な方におすすめです。成人後の記念すべき1本にいかがでしょうか?

福島のフルーティーな日本酒:宮泉銘醸 「會津宮泉 貴醸酒」

宮泉銘醸 「會津宮泉 貴醸酒」

種類 貴醸酒
味わい フルーティーで上品
香り グレープフルーツやマンゴー
酒米 五百万石
おすすめ用途 自分用、女子会、プレゼント用
合うおつまみ チーズケーキ、チョコレート
おすすめの飲み方 冷やして

日本酒好きな方ならご存じの方も多いはず。「写楽(しゃらく)」という有名銘柄を輩出したのは、会津若松地方に蔵元を構える「宮泉銘醸」です。大きく分けて「福島県のお米を使用した酒」と「県外のお米を使用した酒」を製造しています。

今回おすすめするのは「會津宮泉 貴醸酒」。貴醸酒という製造方法で造られた本商品は、メロンを思わせる爽やかな香りとグレープフルーツやマンゴーのような味わいが特徴です。まさしく、フルーティーの最骨頂。酸の主張は柔らかく、全体を優しく引き締めてくれてい

福島の日本酒おすすめ5選!【高級】

せっかくなら、大切なあの人にもおいしい日本酒をプレゼントしたいですよね。今回は、福島県でおすすめの高級日本酒3本をご紹介します。なかなか手に入らない銘柄もあるので、見つけた際には即買いがおすすめですよ。

福島の高級な日本酒:廣木酒造本店 「飛露喜 純米大吟醸」

廣木酒造本店 「飛露喜 純米大吟醸」

種類 純米大吟醸
味わい 調和の取れた味わい
香り 白ワインのような華やかさ
酒米 山田錦
おすすめ用途 プレゼント用
合うおつまみ お刺身、天ぷら、鴨のロースト
おすすめの飲み方 冷やして

福島県の日本酒といえば、廣木酒造本店が醸す「飛露喜(ひろき)」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そのおいしさは、全国的にみてもトップクラス。地元・会津地方でも品薄の状態が続いているほど、多くの人々に愛されている日本酒です。

「飛露喜 純米大吟醸」は、兵庫県産最高峰山田錦を100%使用した最高峰の純米大吟醸。白ワインのような香りが漂い、口に含むと全てがスッと雪のように消えてなくなる……日本酒好きの方なら、1度は飲んでみたい日本酒です。

福島の高級な日本酒:宮泉銘醸 「寫楽 純米吟醸」

宮泉銘醸 「寫楽 純米吟醸」

種類 純米吟醸
味わい キレのあるバランスの取れた味わい
香り メロンのような華やかさ
酒米 五百万石
おすすめ用途 プレゼント用
合うおつまみ お寿司、天ぷら、すき焼き
おすすめの飲み方 冷やして

「寫楽 純米吟醸」は、寫楽シリーズの中でも人気を集める定番商品。メロンを彷彿とさせる柔らかな香りが漂い、甘みと酸味のバランスの取れた味わいを楽しめます。

食中酒としても存在感を放ち、家族や友人が集まる際のプレゼントには最適です。

福島の高級な日本酒:曙酒造 「一生青春 大吟醸」

曙酒造 「一生青春 大吟醸」

種類 大吟醸
味わい みずみずしい
香り 華やか
酒米 山田錦
おすすめ用途 プレゼント用
合うおつまみ チーズ、枝豆、冷奴
おすすめの飲み方 冷やして

日露戦争が勃発する1904年に創業した曙酒造は、気候風土豊かな会津城下町に蔵を構えます。現在は2011年に就任した五代目を中心に日本酒を製造しており、これまで数多くの賞を受賞してきました。

「一生青春 大吟醸」は、ワイングラスで飲んでほしい華やかさと爽やかさを兼ね備えた日本酒。お米のみずみずしい味わいが空気に触れることで花開き、透明感あふれる日本酒に仕上がっています。福島県のお酒をプレゼントするなら、こちら。

福島の高級な日本酒:笹正宗酒造「笹正宗 純米大吟醸」

種類 純米大吟醸酒
味わい 芳醇な米の旨みを感じる
香り 香り高くフルーティー
酒米 山田錦と華吹雪
おすすめ用途 贈答用
合うおつまみ チーズ
おすすめの飲み方 冷酒

「笹正宗 純米大吟醸」は、「福島県ブランド認証産品」として認定されており、福島を代表する選りすぐりの日本酒として認められたお酒です。

味わいはスルリと飲みやすく、米の旨みや上品な香りを楽しめます。ボトルやラベルデザインは高級感があり、贈答用にもおすすめです。

福島への旅行や出張時のお土産にも最適。さっぱりとしたお料理とのペアリングがおすすめです。

福島の高級な日本酒:金水晶酒造「金水晶 大吟醸 DG720」

種類 大吟醸酒
味わい 淡麗甘口
香り フルーティー
酒米 山田錦
おすすめ用途 贈答用
合うおつまみ 豆腐、白身のお刺身
おすすめの飲み方 常温

金水晶酒造は地元の水や米にこだわって酒造りをしている酒蔵です。2015年にロゴやデザインを一新。ワインのようなモダンなデザインに変わりました。

「金水晶 大吟醸 DG720」は、低温発酵でじっくりと時間をかけて醸された高級酒。雑味のない芳醇な旨みを感じるお酒です。ペアリングにおすすめなのは豆腐などのさっぱりとした食材です。レモンなどの酸味をプラスするとより美味しくいただけます。

福島の日本酒を存分に堪能しよう

東北の玄関口である福島県には、魅力あふれる日本酒がたくさんあります。もちろん、今回紹介した日本酒は、たった一握りほど。福島県内には、まだまだ数え切れないほどの日本酒が存在しています。

もし、福島県の日本酒が気になった方がいたら、ぜひ実際に足を運んでみてください。気候風土の豊かな福島県で、素敵な日本酒を探す旅に出てみませんか?

各地の日本酒も楽しもう

以下の記事では関東各地のおすすめの銘柄を紹介していますので、併せて御覧ください。

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