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「飛露喜(ひろき)」は醸造元である福島県でも手に入りづらいと言われる幻の日本酒です。
希少な日本酒のため定期購入が難しく、数量限定で販売されることも多いため、入手困難な日本酒として有名です。
- 「飛露喜ってどんな日本酒なのか気になる」
- 「どんな味わいでどうやって手に入れるんだろう」
日本酒を少しでも知っている方ならどんな日本酒か気になった方も多いのではないでしょうか。
本記事では、廣木酒造が醸造する「飛露喜」について詳しく解説しました。
基本情報からおすすめの銘柄、おいしい飲み方まで詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
日本酒「飛露喜(ひろき)」とは
日本酒「飛露喜(ひろき)」とは、福島県河沼郡会津坂下町で作られているお酒です。
醸造元は廣木酒造。1990年代には廃業寸前の状態だったものの、NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられたことや、2000年代の無濾過生原酒のブームがきっかけとなり、日本酒業界でも大人気のブランドになりました。
2000年代当時は荒削りな味わいでしたが、長い年月を経て洗練され、醸造技術や安定感は東北の酒造のお手本とされるほどの存在です。
現在では地元福島県でも手に入りにくく出荷数が限定されていることから、「幻の酒」といわれています。
併せて読みたい:幻の日本酒銘柄おすすめ11選!幻の日本酒を手に入れるコツもご紹介
日本酒「飛露喜(ひろき)」の特徴
日本酒「飛露喜(ひろき)」の特徴は以下の4つです。
バランスのとれたスッキリした味わい
「飛露喜」はバランスのとれた味わいと柔らかな飲み口が特徴の日本酒です。
すっきりとしていながら存在感を持った味わいをしているため、どんな料理にも合うといわれています。
洗練された香りと味わいはどの年代でも飲みやすく、日本酒が初めての方や苦手な方にも人気。
中でも和食との相性が良く、和食の素材を生かした優しい味を引き立てながら、後味がさっぱりとしたフレッシュさを楽しめます。
喜多方市の米を使っている
「飛露喜」のこだわりとして、喜多方市の米を使って醸造しています。
廣木酒造は地元の特徴を日本酒に取り入れており、米や酵母も地元産のものを使用しています。
会津のにおいを酒に落とし込むことを心がけて醸造しているため、醸造元である会津坂下町や喜多方市の米を使用しているのです。
王道でかっこいいラベルデザイン
「飛露喜」のラベルデザインは筆を使った力強い漢字が特徴で、まさに日本酒の王道と言えるかっこいいデザインとなっています。
このラベルは廣木酒造9代目杜氏の母が手書きで書いたものが始まりであり、現在は全てプリントされたものが使用されています。
力強さの中にも母の温もりが感じられる温かみを持ったデザインといえるでしょう。
SAKE COMPETITION2019で1位を受賞
「飛露喜」は「SAKE COMPETITION2019 純米吟醸部門」において、全578点の日本酒の中から1位を受賞した経験のある日本酒です。
「SAKE COMPETITION2019」とは、日本一おいしい市販酒が決まるきき酒イベントで、世界最多の出品数を誇る日本最大の日本酒格付けイベントです。
「飛露喜」は2012年の第1回大会で純米酒部門1位に輝いて以来、毎年10位以内に入賞しており、長年多くの日本酒愛好家から支持されています。
日本酒「飛露喜(ひろき)」の評価
「飛露喜(ひろき)」を実際に飲んだ方がどのような評価をされているのか調べてみました。
希少性からお祝いの席や贈り物などに用意されることが多く、多くの口コミサイトで幅広い年齢層から高い評価を受けています。
一方で、本店や小売店、通販サイトでも入手困難であり、なかなか手に入らないという声も聞こえてきます。
一部店舗では紹介限定や数量限定など販売が制限されているところもあり、その人気の高さがわかります。
透明感のあるすっきりとした味わいと飲みやすさによって広い世代に愛される日本酒であるため、見つけた方にはぜひ購入していただきたい一品です。
日本酒「飛露喜(ひろき)」はこんな人におすすめ
日本酒「飛露喜(ひろき)」はバランスの取れた癖のない味わいから、日本酒を初めて飲む方や飲みやすい日本酒を求めている方におすすめです。
お刺身や煮物、串物など和食との相性もぴったりなため、食中酒を探しているという方にもおすすめできます。
またその希少性から日本酒を贈り物として考えている方にも、喜ばれるプレゼントになることでしょう。
日本酒「飛露喜(ひろき)」のおすすめ銘柄3選
「飛露喜(ひろき)」には様々な種類の銘柄があるため、どれを選ぶか迷ってしまうという方も多いでしょう。
ここからは、「飛露喜」の中でも特に人気の銘柄3種を紹介します。価格や味わいの特徴をまとめましたので、購入時の参考になれば幸いです。
飛露喜 特別純米無濾過
価格 | 定価:2,860円(税込) |
原料米 | 山田錦・五百万石 |
精米歩合 | 麹米50%・掛米55% |
アルコール度 | 17.6度 |
酸度 | 1.6 |
日本酒度 | +1 |
「飛露喜 特別純米無濾過」は、「飛露喜」の看板商品です。
1口目から感じられる米の旨味と深い風味や、火入れをしない生酒独特のフレッシュな爽快感は多くの日本酒愛好家を唸らせる味わいといえます。
和食とともに冷酒で味わうのがおすすめです。
飛露喜 特別純米
価格 | 定価:3,190円(税込) |
原料米 | 山田錦・五百万石 |
精米歩合 | 麹米50%・掛米55% |
アルコール度 | 16.8度 |
酸度 | 1.6 |
日本酒度 | +3 |
「飛露喜 特別純米」は、一度火入れをおこなってから瓶詰めをする「生詰め」をおこなっているため、保存期間が伸び通年で販売できることとなった定番の日本酒です。
「飛露喜 特別純米無濾過」よりもさらにすっきりとしたフルーティーな風味と軽い口当たりでありながら、しっかりとした米の旨みも感じられる一品です。
飲みやすさだけでなく日本酒の米の旨みも重視したいという方に最適な日本酒といえます。
飛露喜 純米大吟醸
価格 | 定価:2,970円(税込) |
原料米 | 山田錦 |
精米歩合 | 麹米40%・掛米50% |
アルコール度 | 16.1% |
酸度 | 1.4 |
日本酒度 | +3.5 |
「飛露喜 純米大吟醸」は、すっきりとした香りと口当たりなめらかな味わいで、日本酒が初めての方や苦手な方でもスッと飲めてしまうほど飲みやすい日本酒です。
口に含んだ際の癖もなく味わいが一瞬で鼻を抜ける吟醸香が特徴的なので、万人受けする日本酒といえます。
あまりの飲みやすさからついつい飲み過ぎてしまうほど爽やかな味わいなため、日本酒の独特なクセを苦手としている方でも安心して飲める日本酒といえるでしょう。
日本酒「飛露喜(ひろき)」の購入方法
「飛露喜(ひろき)」は商品が出回りづらく、地元福島でも手に入りづらい日本酒です。
定価で購入したい場合は、提携している特約店や廣木酒造本店で購入できますが、限定販売や紹介者限定、抽選販売といった条件がついている場合も多く入手が難しい現状です。
Amazonや楽天のような通販サイトでの購入を考えている方は、定価の倍以上、一万円を超える金額で販売がされている場合もあり、価格が高騰していることは注意しておきましょう。
高額でも購入したいという方は、通販サイトで購入できる最安値の販売者を探すことをおすすめします。
日本酒「飛露喜(ひろき)」のおいしい飲み方
「飛露喜(ひろき)」はほとんどが無濾過生原酒や生詰など、火入れ回数を減らした“生”のお酒なので、生酒の爽やかですっきりとした味わいを楽しめる冷酒をおすすめします。
冷やで味を堪能するのもよし、日本酒グラスやワイングラスにいれて、すっきりした味わいを楽しむもよし、食中酒として食事とともに日本酒を嗜むのもおすすめです。
日本酒「飛露喜(ひろき)」に関するよくある質問【Q&A】
最後に、日本酒「飛露喜(ひろき)」に関するよくある質問についてまとめました。
日本酒「飛露喜(ひろき)」は何県のお酒ですか?
「飛露喜」は福島県河沼郡会津坂下町で醸造されている日本酒です。
日本酒「飛露喜(ひろき)」と泉川の違いは何ですか?
「飛露喜」は基本的に生酒もしくは1度しか火入れをしない日本酒で、透明感のあるクリアですっきりとした味わいが特徴です。
泉川は通常2回の火入れをする火入れ酒で、旨みを保ちながら長期保存に適しているという特徴があります。
どちらも米の旨味と飲みやすさが特徴で、幅広い年代に受け入れられる日本酒です。
日本酒「飛露喜(ひろき)」の定価はいくらですか?
「飛露喜」の定価は種類やサイズにもよりますが、およそ2,860円〜7,700円です。
まとめ
本記事では、「飛露喜(ひろき)」についての基本的な情報やおすすめの銘柄を解説しました。
「飛露喜」は直近10年間で「SAKE COMPETITION」のトップ10常連の銘柄となっており、2度のチャンピオンも受賞しています。多くの方に愛される飲みやすい日本酒で、お祝い事や贈呈品にも選ばれる希少な日本酒です。
入手困難ではありますが、実際飲むことでそのおいしさや人気度に納得するほどの感動を得られることでしょう。
手に入れる機会がありましたらぜひ購入をご検討ください。
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