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美味しい日本酒編集部
今回は日本酒を飲むなら知っておきたい、超有名日本酒をご紹介していこうと思います。
今回のランキング記事は、「有名銘柄ランキング」ということで、有名なら検索回数も多いであろうとの考えから、GoogleとYahooの検索数をベースにランキングにしてみました。
「検索数=美味しい」というわけではありませんが、検索数が多く、有名だということは、それだけよく飲まれているお酒であったり、飲んだ時の印象がよかったお酒だと思うので、日本酒を頼む際に参考にできるランキングであるかと思います!
Contents
まずは確認!日本酒の基本
日本酒は、その独特の風味と深みから世界中で愛されている伝統的な日本のお酒です。しかし、その種類の多さや表現方法が初心者には難しいと感じるかもしれません。まずは基本から理解してみましょう。
日本酒の種類
種類 | 特徴 |
純米酒 | 純米酒は、醸造アルコールを使用せずに作られる日本酒です。そのため、お米の素朴な風味と深い味わいが特徴的で、日本酒が好きな方々に人気です。 |
本醸造酒 | 本醸造酒は、一部に醸造アルコールを使用して製造される日本酒です。アルコール添加により、スッキリとした味わいとフレッシュな香りが楽しめます。 |
吟醸酒 | 吟醸酒は、酒米の精米歩合を60%以下にすることで作られます。その為、華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴的で、初心者の方にもおすすめです。 |
日本酒は、その製法や原料によってさまざまな種類に分けられます。ここでは、純米酒、本醸造酒、吟醸酒の3つについて詳しく説明します。それぞれに微妙に異なる特徴と風味があります。これらの違いを理解することで、一層日本酒を楽しむことが可能になります。
日本酒の種類について知りたいという方は、以下の記事も参考にしてください。
純米酒
純米酒は、100% 純粋な米だけを原料として作られる日本酒の一種。添加物を一切使用せず、米と米麹、水だけで造られます。これにより、米本来の風味を最大限に引き出しています。高温でゆっくりと熟成させることで、深みとコクがありながらもすっきりとした味わいに仕上がるのが特徴です。
本醸造酒
本醸造酒は米と米麹に加えて少量の醸造アルコールを使用した日本酒です。この酒質は純米酒に比べて軽やかでスッキリとしています。また香り高く、フルーティな香りや旨味が感じられる点も特徴。様々な料理との相性も良く、幅広いシーンで楽しむことができます。
吟醸酒
吟醸酒は米を細かく磨いた後、低温でゆっくりと発酵させる製法を採用しています。この製法により、華やかな香りと繊細な味わいが生まれます。また口当たりも非常にまろやかで、飲みやすさが特徴です。特別な日のお祝いや贈り物にも適しています。
日本酒における「甘口」「辛口」とは
日本酒を語る上で重要なキーワードに「甘口」と「辛口」があります。これらは日本酒の味わいを表す一般的な傾向を示すための表現です。
日本酒における「甘口」や「辛口」の表現は、その日本酒がどれだけ甘いか、または辛いかを示す指標となる「日本酒度」によって決まります。
日本酒度は日本酒のラベルに「+4.0」や「-1.0」といった形で表記されています。これらの数字はその日本酒に含まれる糖分の量を示しています。具体的には「+」の数値が大きいほどその日本酒には糖分が少なく、「辛口」と表現されます。一方で「-」の数値が大きいほどその日本酒には糖分が多く、「甘口」と表現されます。
一般的に日本酒度が0より大きい場合は辛口、0より小さい場合は甘口とされます。しかし実際の味わいはアルコール度数や酸味なども影響するため、必ずしもこの通りにはなりません。
したがって、日本酒の「甘口」「辛口」は、その日本酒の味わいを一部表す指標であり、その味わいを理解し選択するための一つの参考情報となります。
美味しい日本酒の選び方9つのポイント
大切な人へのプレゼントや少し特別な日のお酒として「美味しい日本酒を選びたい!」というときは、以下の6つのポイントを意識してみてください。
- 産地で選ぶ
- 銘柄で選ぶ
- 種類(特定名称酒)で選ぶ
- 味わいで選ぶ
- 米の種類で選ぶ
- 料理に合わせて選ぶ
- 飲み方で選ぶ
- 価格で選ぶ
- アルコール度数で選ぶ
全国各地の酒蔵では、土地の個性を活かしたさまざまな地酒が造られています。また、必ずしも味が固定化されているわけではないものの、本醸造酒や吟醸酒といった種類を目安にする方法も選び方のひとつです。
さらに、料理とのペアリングを意識してセレクトすれば、日本酒がより美味しく楽しいものになるでしょう。
1. 産地で選ぶ
日本酒には、以下のような“日本三大酒どころ”と呼ばれる地域があります。
- 灘(兵庫県)
- 伏見(京都府)
- 西条(広島県)
日本酒選びに迷ったら、まずはこれらの地域に注目してみることをおすすめします。
灘酒の産地は灘五郷(なだごごう)とも呼ばれ、「沢の鶴」や「白鶴」、「菊正宗」といった大手酒造メーカーが並びます。多くの人に親しまれている灘酒は、優れた味のバランスとキレの良い酒質が特徴です。
かつて“伏水”と書かれていた伏見は、良質な水に恵まれている地域。お酒は口当たりやさしく、キレの良い灘酒が『男酒』と呼ばれるのに対し、伏見のお酒は『女酒』とも呼ばれています。
西条の日本酒は、芳醇な香りと旨味、キレの良さが大きな特徴です。軟水仕込みのきめ細やかな味わいを楽しめます。
また、日本三大酒どころからは外れますが、米どころである新潟県も日本酒生産量トップクラスの地域です。スッキリとした淡麗タイプのお酒が多く、なかでも「越乃寒梅」は昭和40年代の淡麗辛口ブームの火付け役となりました。
その土地で生まれる地酒の個性に注目することは、日本酒選びの大きな醍醐味といえるでしょう。
2.銘柄で選ぶ
「どの日本酒を飲めば良いかわからない」というときは、まずは銘柄で選んでみましょう。特に、定番といわれる有名銘柄がおすすめです。いくつか試してお気に入りを見つければ、「〇〇のようなお酒が好きです」と、飲食店や酒販店などで味の好みを伝えやすくなります。
多くの人が知る有名銘柄として挙げられるのが、山口県旭酒造の「獺祭」や新潟県の「八海山」、プレミアム酒といわれる「十四代」などです。
本記事のランキングでは多くの銘柄が登場するため、ぜひ後の章もチェックしてみてください。
3.種類で選ぶ
日本酒は、原料や製造方法などで「特定名称酒」と呼ばれる種類に分類されます。日本酒選びに迷ったら、ラベルに書かれた特定名称酒を確認してみましょう。必ずしも味が固定化されているわけではないものの、お酒のタイプを知る手がかりになります。
例えば、本醸造酒はスッキリとした飲み口とキレの良さが持ち味です。また、米と米こうじのみで造られる純米酒は、ふくよかな旨味を堪能できます。
フルーティーな香りのお酒を選びたいときは、吟醸酒がおすすめです。特に、より小さく精米した米を原料に造られる大吟醸酒は、リンゴやバナナのような甘く華やかな香りを楽しめます。
合わせて読みたい!
フルーティーな日本酒なら:【厳選】美味しいフルーティーな日本酒9選-まとめ-
4.味わいで選ぶ
日本酒の味わいは、辛口や甘口と表現されることがあります。スッキリとした味わいの日本酒が飲みたいときは、辛口タイプのお酒を選んでみてください。甘辛の違いは、日本酒度で確認できます。
日本酒度とは、お酒の味わいを示す指標となる数値です。一般的に、日本酒度の数値が-(マイナス)であるほど甘口、+(プラス)であるほど辛口と判断されます。
ただし、日本酒度はあくまでも味の目安のひとつと捉えておいてください。日本酒の味わいは、日本酒度だけでなく酸度やアミノ酸度によって構成されています。
香りが及ぼす影響も大きく、フルーティーな香りの日本酒は日本酒度がプラスでも甘く感じられることがあります。銘柄によっては『日本酒度+10、大辛口』などはっきり表記している場合もあるため、そちらも参考にすると良いでしょう。
合わせて読みたい!
甘口の日本酒なら:甘口の日本酒人気おすすめ15選!フルーティーで飲みやすい日本酒ランキング
辛口の日本酒なら:辛口の日本酒12選!すっきりで飲みやすい人気銘柄を紹介!
5.米の種類で選ぶ
米と米こうじを原料とする日本酒は、米の種類によってさまざまな個性が生まれます。
例えば、酒米の代表格「山田錦」は、質の良い酒が生まれやすいといわれる品種です。また、「雄町」を原料とする日本酒は芳醇でコクがあり、オマチストと呼ばれるファンも存在しています。
新潟県の酒米「五百万石」から生まれるお酒は、キレの良さとクリアな酒質が魅力です。
その他、「愛山」や「亀の尾」など、酒米に着目すると日本酒選びの幅がより一層広がります。
6.料理に合わせて選ぶ
料理とのペアリングを意識して選べば、日本酒をより美味しく楽しめます。
例えば、香りが穏やかでスッキリとした淡麗タイプのお酒は、繊細な味わいの和食におすすめです。料理のおいしさを消すことなく、肉や魚、野菜の旨味を引き立ててくれます。
華やかな香りの日本酒は、酸味や香りが個性的な料理と好相性。梅や柑橘類、ハーブなどを使うメニューによく合います。
また、こってりとした煮物や出汁のきいたおでん、イカの塩辛のようなおつまみに合うのが、米と米こうじのみで造られた純米酒です。ぬる燗や熱燗で飲むとよりふくよかな味わいが広がり、旨味と旨味の相乗効果を堪能できます。
7.飲み方で選ぶ
日本酒の選び方の一つとして、どのように楽しむかによって選ぶ方法があります。以下にいくつかの飲み方とそれに適した日本酒の選び方を紹介します。
- 冷やして飲む
清涼感を楽しむために冷やして飲む場合、爽やかでフレッシュな味わいの吟醸酒や大吟醸酒がおすすめです。 - 常温で飲む
常温で飲む場合、本醸造酒や純米酒が適しています。これらは温度が上がると味が広がり、深みを感じることができます。 - 燗で飲む
燗(お酒を温める)で飲む場合、特に純米酒や本醸造酒がおすすめです。温めることで味わいが豊かになり、また新たな風味が引き立ちます。
8.価格で選ぶ
価格は日本酒を選ぶ際の重要な要素の一つです。しかし、高価なものが必ずしも最高品質とは限りません。価格帯によって選ぶ方法をいくつか紹介します。
- 低価格帯(1,000円以下)
この価格帯の日本酒は、日常的に楽しめます。一部の地酒や特別純米酒などがこの範囲に入ることがあります。 - 中価格帯(1,000円~3,000円)
特別純米酒や吟醸酒など、一般的に良い品質の日本酒がこの価格帯に該当します。様々なニーズに対応できる幅広い選択肢があります。 - 高価格帯(3,000円以上)
高価格帯の日本酒は、特別な日や贈り物に適しています。大吟醸酒や古酒など、高品質な日本酒が多く含まれます。
価格と合わせて好みの味わいや飲むシーンも考慮して選ぶことが大切です。
9.アルコール度数で選ぶ
日本酒の品質はアルコール度数によって大きく影響を受けます。一般的に、日本酒のアルコール度数は15%から20%の間に位置します。
- 高いアルコール度数
強い風味と深みがあります。また、アルコール度数が高いと、口当たりが濃厚で、余韻が長く続きます。 - 低いアルコール度数
口当たりが軽やかで、さっぱりとした味わいが特徴です。また、フルーティな香りが強く、食事との相性も良好です。
アルコール度数を選ぶ際には、自分の好みや飲むシーンを考慮することが重要です。例えば、食事と一緒に楽しむなら、アルコール度数が低めでフルーティな香りのする日本酒がおすすめです。一方、じっくりと風味を楽しみたい時には、アルコール度数が高めの日本酒を選ぶと良いでしょう。
有名で美味しい人気日本酒ランキング 1位~10位
第1位 獺祭 (だっさい)
月間検索数;269,800回
第1位には、「獺祭」がランクイン。
「獺祭」に関する用語の検索数は269,800回です。
検索回数がぶっちぎりの一位で、誰がなんと言おうと、今一番有名な日本酒ではないでしょうか。
獺祭の代表作「獺祭 磨き 二割三分」は、キレイな甘みと蜂蜜のような上品な味わいに毎回飲むたび驚いてしまうほど、質が高いお酒です。
獺祭は「今までの日本酒は飲めなかったけど、獺祭なら飲める」という若者を増やし、大きく日本酒業界の発展に貢献しました。また、国内だけでなく海外展開にも積極的で、アメリカ、フランス、イタリアなどで、日本酒の魅力を伝えている「将来がより楽しみなお酒」です。
製造元:旭酒造(山口)
第2位 八海山 (はっかいさん)
月間検索数:62,800回
第2位には、「八海山」がランクイン。
「八海山」に関する用語の検索数は62,800回です。
新潟のお酒と言ったら、「八海山」。人気の淡麗辛口の銘柄と言ったら、「八海山」。日本酒好きにも、あんまり好きではない方にも知られているお酒です。
また、定番酒から、時代のニーズに合わせた「八海山スパークリング」や「あまざけ」まで、一切の妥協なく様々な分野で挑戦し続けている蔵としての印象があります。
スイスイと飲める定番酒の「八海山」は「THE 食中酒」として、様々な食事と組み合わせられます。
製造元:八海醸造(新潟)
第3位 十四代 (じゅうよんだい)
月間検索数:55,600回
第3位には、超プレミアム酒「十四代」がランクイン。
「十四代」に関する用語の検索数は55,600回です。
幻とも言える日本酒「十四代」。日本酒の概念を覆す美味しさに、十四代の代名詞「旨口」を堪能できる一本です。
なかなか十四代に出会えるお店はありませんが、飲めばその価値がわかります。お店で見かけた時にはぜひ!
製造元:高木酒造(山形)
第4位 写楽 (しゃらく)
月間検索数:41,460回
第4位には、「写楽」がランクイン。
「写楽」に関する用語の検索数は41,460回です。
写楽といえば、日本酒通の間では知らない者はいないほど人気が高いお酒です。プレミアムなお酒としても扱われています。
写楽を造る宮泉銘醸は、自然豊かな福島県 会津若松市にあります。質・量とも豊かな水と地元の米を使用することにより、「写楽」の上品なフルーティーな香り、スッキリとした喉越しの良さ、そして口に広がる旨みが生まれています。造り手のこだわりを感じる一本です。
製造元:宮泉銘醸(福島)
第5位 久保田 (くぼた)
月間検索数:35,500回
第5位には、「久保田」がランクイン。
「久保田」に関する用語の検索数は35,500回です。
海外で飲まれている日本酒の中で、最も有名な日本酒の銘柄の一つとして挙げられるのが、この「久保田」。
スーパーなどでも購入でき、気軽に買えるお酒として一般に馴染み深いお酒。
製造元:朝日酒造(新潟)
第6位 黒龍 (こくりゅう)
月間検索数:34,920回
第6位には、「黒龍」がランクイン。
「黒龍」に関する用語の検索数は34,920回です。
メロンのようなフルーティーな香りに、繊細な味わいは、万人ウケするキレイな透き通った味わい。
そんな「黒龍」を造るのは福井県にある黒龍酒造です。大吟醸を全国に先駆けて商品化したことでも知られている酒蔵です。
製造元:黒龍酒造(福井)
第7位 而今 (じこん)
月間検索数:30,840回
第7位には、「而今」がランクイン。
「而今」に関する用語の検索数は30,840回です。
而今の「東条山田錦」を飲んだのですが、飲み口としては、酸味もアルコールの辛さもなく、すーっと口の中に入り、ジワーっと広がる甘みと旨み。まるで、水の中に魂を閉じ込めたような神秘的なお酒です。
また、而今を語る上で欠かせない魅力が、名前の意味にあります。
「而今」という酒銘には、「過去にも未来にもとらわれず、今を精一杯生きる」との、造り手の熱い意志が込められているのです。このお酒を飲むたび、「今を生きる」と、そんな決心がつくお酒です。
製造元:木屋正酒造(三重)
第8位 新政 (あらまさ)
月間検索数:28,980回
第8位には、「新政」がランクイン。
「新政」に関する用語の検索数は28,980回です。
新政の銘柄の一つ「NO.6 Stype」を飲んだ感想は、濃密ながらキリッとしたキレ、青りんごのようなフルーティーさ、そして新政らしい酸味が心地よい一本。
新政酒造は、「NO.6シリーズ」、「Colors」、「プライベートラボ」など、様々なタイプのお酒を造り、常に日本酒業界全体に新たな風を吹かせています。今後の日本酒業界を背負っていくことを期待できる酒蔵です!
製造元:新政酒造(秋田)
第9位 飛露喜 (ひろき)
月間検索数27,840回
第9位には、あの福島のプレミアム酒「飛露喜」がランクイン。
「飛露喜」に関する用語の検索数は27,840回です。
いつ飲んでも、何と合わせてもうまい。旨み、甘み、香りのバランスが100点満点な一本。
そんな「飛露喜」を造る廣木酒造(ひろきしゅぞう)も、今でこそ、プレミアムと呼ばれ、成功と言われるほどの地位を獲得しましたが、ひと昔前までは、廃業寸前なほど、苦しい時期がありました。
そんな中でも諦めずに、より品質を落とさず、より旨い酒を作るとの一心で努力し続けました。その結果、徐々に認められるようになり、今では、プレミアムなお酒としての地位を確立しています。
諦めないことの大切さを学べる一本です。
製造元:廣木酒造本店(福島)
第10位 鍋島 (なべしま)
月間検索数27,780回
第10位には、「鍋島」がランクイン。
「鍋島」に関する用語の検索数は27,780回です。
米の上品な旨みと甘みが絶妙に絡みあい、舌の上で優しくころがるような舌触りには感動を覚える。
鍋島は、2011年に世界的なコンテストIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の「SAKE部門」で頂点を極め、一瞬にして知名度を上げました。その後も人気は上がりつづけ、今回の有名日本酒銘柄ランキングでは、ベスト10に食い込むほどの銘柄に成長した一本です。
製造元:富久千代酒造(佐賀)
有名で美味しい人気日本酒ランキング 11位〜20位
第11位 作(ざく)
月間検索数:25,420回
第11位には、「作」がランクイン。
「作」に関する用語の検索数は25,420回です。
マスカットのような香りに、飲む前から期待が膨らみ、一口含むと、酸と甘みが口全体に一気に広がります。
作を造る三重の清水清三郎商店は、一時期、生産量が落ち込み、廃業の危機にありました。そんな窮地を救ったのが、この「作(ざく)」。その名前からガンダムファンの注目を浴び、一気に拡大。また、しっかりとお酒の質を上げ、一時のブームで終わらせず、数々の賞を総なめするようなお酒になったのです。
製造元:清水清三郎商店(三重)
併せて読みたい:日本酒「作(ざく)」とは?種類や味わい、おすすめ銘柄を紹介
第12位 田酒 (でんしゅ)
月間検索数:25,160回
第12位には、青森のプレミアム酒「田酒」がランクイン。
「田酒」に関する用語の検索数は25,160回です。
「田酒」は、青森にある西田酒造店が造るお酒です。名前の通り、田んぼのお酒。つまり純米酒造りにこだわる蔵元。
また、幻の米とも言われた古城錦を復活させて使用するなど、青森を代表するお酒です。
フルーティーで旨味と酸味のバランスが絶妙。口当たりの柔らかさは天下一品です!
製造元:西田酒造店(青森)
第13位 越乃寒梅 (こしのかんばい)
月間検索数:24,460回
13位に「越乃寒梅」がランクイン。
「越乃寒梅」に関する用語の検索数は24,460回です。
越乃寒梅は新潟の日本酒業界を牽引してきた三つの柱の一つ。「八海山」、「久保田」、「越乃寒梅」と新潟のお酒と言ったらこの三つがでてくるほどの大御所。
新潟らしい淡麗で控えめな香り。昔のお酒と敬遠していたら損をするほどの、軽くておいしいお酒です。
製造元:石本酒造(新潟)
第14位 上善如水 (じょうぜんみずのごとし)
月間検索数:24,380回
第14位には、「上善如水」がランクイン。
「上善如水」に関する用語の検索数は24,380回です。
海外で飲まれている日本酒の中で、最も有名な銘柄の一つとして挙げられるのが、この「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」。
スーパーなどでも購入でき、気軽に買えるお酒として一般にも馴染み深いお酒。
如水(みずのごとし)とあるように、まるで水のように、すっきりとして飲みやすい味わいで、食中酒としてオススメな一本です。
製造元:白瀧酒造(新潟)
第15位 梵 (ぼん)
月間検索数:24,300回
第15位には、「梵」が入ってきました!
「梵」に関する用語の検索数は24,300回です。
数多くの賞を受賞し、JAL国内線のファーストクラス搭載酒として選ばれるなど、日本を代表する銘柄です。
まるでグレープフルーツのような香りに、深みある旨み。バランスのいいお酒です。
梵のすごいところは、造ったあと最低でも1年間は熟成させてから出荷しているところ。熟成させることによって、よりまろやかな舌触りを感じられるかなり品質の高い一本!
製造元:加藤吉平商店(福井)
第16位 醸し人九平次 (かもしびとくへいじ)
月間検索数:23,180回
「醸し人九平次」が16位にランクイン。
「醸し人九平次」に関する用語の検索数は、23,180回です。
パリの三つ星レストランに採用されるなど、国内外での評価が高い銘柄。
開けた瞬間に、ふわりと香るキウイのような香り。シュワっと炭酸と共に酸味が口の中に広がり、その後に旨みと甘みがゆっくりと広がる。辛すぎず、甘すぎず、まるで白ワインのように飲みやすい酒質です。
醸し人九平次の久野九平次社長は、ワイン樽で日本酒を醸造したり、様々なチャレンジをしています。そのことから、「九平次」ではなく「クレイジー」と呼ばれているほどの改革者。
今後が楽しみな酒蔵です!
製造元:萬乗醸造(愛知)
第17位 一ノ蔵 (いちのくら)
月間検索数:22,420回
「一ノ蔵」が17位にランクイン。
「一ノ蔵」に関する用語の検索数は、22,420回です。
名前の由来は、宮城県内の4つの蔵がひとつの蔵に統合したことから「一ノ蔵」と名付けられました。まるで工場のような大きな蔵なのですが、手作りをモットーに、こだわりのところはとにかく人の手で造っている酒蔵です。
銘柄は、「一ノ蔵」以外にも、スパークリング日本酒ブームを起こした「すず音」などを開発したりと、日本酒業界に新たな風を起こしています!
製造元:一ノ蔵(宮城)
第18位 雁木 (がんぎ)
月間検索数:21,200回
18位に山口の「雁木」がランクインしました!
「雁木」に関する用語の検索数は、21,200回です。
雁木は山口県にある八百新酒造が造っているお酒です。少量仕込み、無濾過で仕上げる伝統的な製法で、濃厚な旨みにすっきりとした酸味のバランスがいい一本。様々な料理と合い、まさに食中酒にオススメです。
製造元:八百新酒造(山口)
第19位 鳳凰美田 (ほうほうびでん)
月間検索数:20,080回
19位に栃木の「鳳凰美田」がランクイン!
「鳳凰美田」に関する用語の検索数は、月に20,080回でした。
鳳凰美田を造る小林酒造は、栃木県小山市にあります。十数年前は、廃業を考えたというぐらい小さな酒蔵でしたが、【「吟醸酒」は日本文化の結晶】という信念のもと、品質管理を徹底しながら、吟醸酒を作り続けてきました。その結果、いまや全国でもトップクラスの人気銘柄へと躍進し、さらに人気が高まり続けています!
味わいは、マスカットを思わせる吟醸香に酸味と甘みと旨味がしっかりと感じられる。高品質な日本酒です。
製造元:小山酒造(栃木)
第20位 風の森 (かぜのもり)
月間検索数19,800回
第20位は「風の森」!
「風の森」に関する用語の検索数は、月に19,800回でした。
風の森は、奈良県にある油長酒造が造っているお酒です。造る酒のほとんどが「無濾過生原酒」。美味しくて、デザイン性も高いにも関わらず、値段も安いというのが、人気の理由。
炭酸ガスの発泡感が強く、濃厚な旨みが特徴的。また、栓を開けてから徐々にガスがなくなっていくので、味わいの変化を楽しめます。
製造元:油長酒造(奈良)
有名で美味しい人気日本酒ランキング 21位~30位
第21位 勝駒(かちこま)
「勝駒」は日本の地酒の一つで、新潟県の小林酒造が製造しています。鮮やかなゴールデンカラーと、口に含んだ瞬間に広がるフルーティーな香りが特徴です。味わいはまろやかでありながらも、後味にしっかりとした酸味を感じることができます。また、冷やして飲むことでその独特の味わいを一層引き立てます。日本酒好きには、一度は試してみる価値がある一品です。
製造元:清水清三郎商店(富山)
第22位 宮寒梅(みやかんばい)
「宮寒梅」は、宮城県の酒蔵で作られる日本酒のブランドです。豊富なラインナップがあり、手頃なものからプレミアムなものまで幅広いお酒を提供しています。純米吟醸や純米大吟醸など、品質の高いお酒が特徴。美味しい米の味わいや香りを楽しむことができます。また、季節限定の商品やフレーバー酒も取り揃えられており、さまざまなニーズに応えています。
製造元:寒梅酒造(宮城県)
第23位 秀鳳(しゅうほう)
「秀鳳」は山形県の銘酒で、各種酒米を巧みに使い分ける技術と伝統的な醸造方法により、多様なタイプの日本酒を提供しています。甘口から超辛口、本醸造から純米大吟醸までと幅広く、それぞれが独特の風味と個性を持つことで知られています。秀鳳の日本酒は、その繊細さと深みある味わいが楽しめます。
製造元:秀鳳株式会社(山形)
第24位 森嶋(もりしま)
「森嶋」は上質な日本酒で、繊細ながらも力強い味わいが特徴です。洗練された米の香りと、すっきりとした後味が感じられます。また、淡麗ながらも旨味をしっかりと感じることができ、料理との相性も抜群です。さらに、その品質は多くの賞を受賞しており、日本酒好きには高い評価を受けています。
製造元:森嶋酒造(福岡)
第25位 No.6(ナンバーシックス)
「No.6」は新政の定番生酒で、6号酵母の魅力を鮮やかに表現しています。通年で鮮度の高い生酒を提供することを目指しています。そのため、厳選された銘酒専門店でのみ販売されており、原料米は必ず秋田県産米か、「亀の尾」「陸羽132号」などの酒米相当の米を使用しています。
製造元:新政酒造(秋田)
第26位 花邑(はなむら)
「花邑」は雄町や陸羽田といった優れた酒米を用いた日本酒です。1口飲むと「美味しい」と感じる心に残る味わいが特徴。「花邑」の名は、人々の心を華やかにし、和を生むことから付けられました。また、そのバリエーションは豊富で、各種の地元産酒米を使用しています。
製造元:両関酒造株式会社(秋田)
第27位 金雀(きんすずめ)
「金雀」は上品な香りと深いコクが特徴の純米大吟醸酒です。吟醸過程で米の旨味を最大限に引き出し、口当たりは滑らかで後味は爽やか。様々な料理とのペアリングにも適しており、特別な日の食事を一層引き立てます。2015年から2020年までの年代別の味わいを楽しむことができ、高級感溢れるパッケージも魅力です。
製造元:Horie Brewing Co. Ltd.(山口)
第28位 産土(うぶすな)
「産土」は日本酒の価値を地元の土着の個性と可能性から見つけ、その土地だけで生まれる最高の日本酒を目指す哲学を表現した銘柄です。土地特有の味わいを追求し、ラベルアートは、酒造りに欠かせない菌や微生物をミクロコスモス的世界観でデザインされています。それぞれの種類は、特定の米と酵母を使い、地元で育てられた米を使用しています。
製造元:産土酒造(熊本)
第29位 望(ぼう)
「望」は遠くを見つめる意味も持ち、その名の通り新たな可能性に挑む日本酒ブランドです。すがすがしい透明感と、淡麗で芳醇な甘さが特徴で、美味しさにクセがあります。全てが無濾過でアルコール16度の原酒で、純米酒にこだわっています。特に食中酒にふさわしく、多くの人々に愛されています。
製造元: 外池酒造(栃木)
第30位 屋守(おくのかみ)
「屋守」は「香りよく、優しい味わい」をコンセプトに、限りなく手作業重視の小仕込みを行っています。全量無調整(無濾過・無加水)で、全量ビンで貯蔵されています。豊島屋酒造と酒販店や料飲店の繁栄を守るという思いから名付けられたこの日本酒は、繊細で洗練された味わいが特徴です。
製造元:豊島屋酒造株式会社(東京)
有名で美味しい人気日本酒ランキング 31位~40位
第31位 春鹿(はるしか)
「春鹿」は、独特な風味と高品質な材料の使用が特徴です。丁寧に醸造され、独自の製法により、深みと複雑さを持つ味わいが生み出されます。飲む人それぞれに異なる印象を与え、一度味わえば忘れられない体験を提供します。また、保存性が高く、開封後も品質が落ちにくいのも特徴です。
製造元:清水清三郎商店(三重)
第32位 我山(がざん)
「我山」は兵庫県産特A地区の山田錦を100%使用し、35%まで精白した米でじっくりと時間をかけて醸造された純米大吟醸酒です。果実を思わせる吟醸香とお米の旨味を最大限に引き出した芳醇な味わいが特徴。冷蔵庫8℃でのテイスティングではメロンやパイナップルなどの香りを中心に感じられます。
製造元:鶴見酒造(愛知)
第33位 くどき上手(くどきじょうず)
「くどき上手」は独自の製法で古酒をブレンドし、フルーティな香りと深い味わいをバランス良くまとめ上げた日本酒です。その飲みやすさから広く評価され、各種の酒米を使用して多彩なラインナップを揃えています。また、限定酒も多く、希少価値の高いお酒も見受けられます。
製造元:亀の井酒造(山形)
第34位 玉川(たまがわ)
「玉川」は1842年、京丹後久美浜で創業された歴史ある酒造です。蔵の隣に流れる清流である川上谷川から名付けられました。玉川の特徴は、出発点であるしぼりたてだけでなく、時間軸を味わうために商品の多くが熟成されてから出荷されるところにあります。新旧の商品ともに、海外でも評価が高い品質を持ち、種類も豊富です。
製造元: 玉川酒造(京都)
第35位 出羽桜(でわざくら)
出羽桜の大吟醸酒は山田錦を使用し、精米歩合40%で醸造された一品です。美しい香りと繊細で優雅な味わいが特徴で、ラベルデザインには日本の伝統的な「手すき和紙」が用いられています。受賞歴も豊富で、2014年にインターナショナル・サケ・チャレンジ、2016年に全米日本酒歓評会でグランプリ金賞など計4回受賞歴があります。その品質は国内外から高く評価されています。おすすめの飲み方は冷やして5〜10℃または10〜15℃です。
製造元:出羽桜酒造株式会社(山形)
第36位 東洋美人(とうようびじん)
「東洋美人」は地元・萩の米と水を活かした日本酒で、王道の酒造りを追求しています。美味しさと品質を両立させ、お米の丸み、甘み、旨みを感じられる酒です。また、フルーティな香りで日本酒初心者にも親しみやすい一本です。
製造元:澄川酒造場(山口)
第37位 吟麗(ぎんれい)
「吟麗」は高知県の酔鯨が誇る純米吟醸酒で、酔鯨の代表的な商品です。原料米には北海道の「吟風」を使用し、精米歩合は50%まで磨かれています。素材の旨みと酔鯨独特の酸味を組み合わせ、幅広い味わいでありながらキレが良い特徴を持っています。香りは控えめに抑えられ、料理の味を引き立てる役割も果たします。
製造元:酔鯨 土佐蔵(高知)
第38位 東光(とうこう)
「東光」は山形県産の日本酒で、地元の風土と自然を反映した繊細な味わいが特徴です。各種銘柄は、厳選された酒造好適米を用い、丁寧な製法により醸造されています。特に純米大吟醸では、雪解け水のような透明感とシルクのような舌触りを堪能できます。また、その洗練された味わいは、国内外の品評会でも高く評価されています。
製造元:東光醸造元 小嶋総本店(山形)
第39位 越乃景虎(こしのかげとら)
「越乃景虎」は新潟県長岡市の諸橋酒造が醸す日本酒。新潟県産の高品質な米「山田錦」を用い、冷蔵庫にて最低でも3年以上熟成させることで深い味わいと上品な香りを引き出しています。吟醸酒から大吟醸まで、種類も豊富で様々な料理との相性も抜群です。
製造元:諸橋酒造株式会社(新潟)
第40位 多満自慢(たまんじまん)
「多満自慢」は、東京の地下天然水を使用して仕込まれる伝統的な日本酒です。名前には、「多摩の心を歌い、多摩の自慢となるよう、多くの人々の心を満たすことができたら」という願いが込められています。石川酒造の歴史は文久3年から始まり、現在もその伝統的な技術を受け継ぎながら、心を込めて醸造しています。
製造元:石川酒造株式会社(東京)
有名で美味しい人気日本酒ランキング 41位~50位
第41位 光栄菊(こうえいぎく)
「光栄菊」は佐賀県の銘酒で、20年ぶりに復活した酒蔵です。この銘柄は、山本杜氏が手がける「菊鷹」との出会いから生まれました。酸と旨味があり、食事にも合う味わいが特徴で、口の中ですっと切れる爽快さがあります。復活当初から大反響を呼び、多くの酒販店や日本酒愛好家から支持されています。光栄菊酒造は、佐賀県小城市に所在し、2019年に創業しました。
製造元:光栄菊酒造(佐賀)
第42位 雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)
「雪の茅舎」は良質の酒米を使用し、低温長期熟成により米本来の旨みを最大限に引き出した純米大吟醸酒。磨き抜かれた技術と妥協なき探究心から生まれるその味わいは、深いコクと繊細な香りが調和した逸品と評され、日本酒愛好家から高い評価を得ています。特に「聴雪」や「花朝月夕」は、その象徴的存在とも言える逸品です。
製造元:山本酒造 (秋田県仙北市角館町)
第43位 山本(やまもと)
「山本」は人気のある日本酒の銘柄で、秋田県の山本酒造が製造しています。この銘柄は爽快な香りとジューシーな味わいが特徴で、心地よい酸味が後口を引き締めます。杜氏4年目の山本友文常務の進化が感じられる逸品です。山本さんという苗字が多いため、贈答品にも喜ばれることでしょう。
製造元:山本酒造(秋田県)
第44位 仙禽(せんきん)
「仙禽」は栃木県さくら市の地酒で、自然と調和した醸造方法と日本酒の伝統を尊重しています。自社田園で育てた米を使用し、地下水と同じ水脈上で栽培されることにこだわりがあります。また、古代米「亀ノ尾」を用いた酒造りにも挑戦しており、その独自性が評価されている点が魅力の1つ。ナチュールと名付けられたシリーズでは、いにしえの技法を用いて超自然派の日本酒を醸造しています。
製造元:株式会社 せんきん(栃木)
第45位 磯自慢(いそじまん)
磯自慢は静岡県焼津市にある老舗酒蔵で、1830年に創業されました。彼らは早くから吟醸造りに取り組み、静岡県内の吟醸蔵の先駆となりました。磯自慢の酒は厳選した酒米と名水を使用し、伝統的な麹作りと静岡酵母を使った複雑な酒造りの工程を経て作られます。その結果、白桃、マスクメロン、ラ・フランス、完熟バナナ、パッションフルーツのような自然な香りと奥深い味わいが特徴です。磯自慢は日本料理はもちろん、フレンチ、イタリアン、チーズ、トマト、デザートなどとのマリアージュにも楽しめる酒です。
第46位 羽根屋(はねや)
「羽根屋」は富美菊酒造が丹精込めて造る日本酒のブランドです。その商品群は、産地直送の新鮮な酒造りの原料と、古くから伝わる伝統的な製法により、多彩な味わいと独特の風味を生み出しています。酒米には富山県産の「五百万石」や「富の香」を用い、純米吟醸から大吟醸まで、各種の酒質を生み出しています。また、フレッシュな生原酒や季節感あふれる「ひやおろし」等、様々なシーンで楽しむことができるラインナップを展開しています。
製造元:富美菊酒造(富山)
第47位 不老泉(ふろうせん)
「不老泉」は滋賀県にある上原酒造が製造する日本酒です。この銘柄は、濃醇旨口の酒を追求しており、昔ながらの蔵付き酵母の山廃造りを行っています。特に注目すべきは、全国で2台しか残っていないという木槽を用いた天秤しぼりです。この製法により、3日間かけてゆっくり搾られた酒が生まれます。不老泉の特徴的な銘柄「不老泉 杣の天狗(そまのてんぐ) 純米吟醸 うすにごり生原酒」は、辛口と旨みが調和し、熟成感がやさしくなるよう瓶詰めされています。
製造元:上原酒造(滋賀)
第48位 陸奥八仙(むつはっせん)
「陸奥八仙 大吟醸」は麹米と掛米に青森県産の米を使用し、精米歩合40%で醸された銘柄です。この酒は蔵内で約半年間貯蔵熟成されることで、香りは華やかさの中に落ち着きが感じられ、甘味とまるい旨味が丸みを帯びています。冷やして楽しむことがおすすめで、開封後はなるべく早めにお召し上がりください。
製造元:八戸酒造株式会社(青森)
第49位 一白水成(いっぱくすいせい)
「一白水成」は福禄寿酒造が2006年から始めたブランドラインで、「白い米と水から成る一番旨い酒」との意味を持つ。この銘柄は華やかな香りが特徴で、酸味とキレのバランスが絶妙です。飲み口はスムーズで、米の旨味をしっかりと感じることができ、後味もきれいで長く続きます。深いコクと繊細な香りが絶妙に融合した一品で、日本酒愛好家には見逃せない逸品です。
製造元:福禄寿酒造(秋田)
第50位 みむろ杉(みむろすぎ)
「みむろ杉」は奈良県桜井市にある今西酒造が製造している日本酒です。今西酒造は350年以上の歴史を持ち、三輪山を御神体とする大神神社の近くに位置しています。みむろ杉は洗練された口当たりでありながら、華やかな香りとフレッシュさが特徴です。特に「ろまんシリーズ」は爽快感ある甘さとジューシーさがあり、ラムネや清涼飲料水を思わせる味わいです。そのため、日本酒初心者や苦手意識のある人でも楽しめる人気のある銘柄となっています。
製造元:今西酒造(奈良)
【番外編】入手困難な幻の日本酒ランキングはこちら
今回のランキング以外にも、「幻の日本酒」と呼ばれる珍しい銘柄があります。
「幻の日本酒」とは「生産量が限られている」「現在製造していない」「販売される地域や季節が限定されている」などの理由から市場に出回りにくい銘柄のことで、日本酒ファンに大変な人気があります。中には販売5分で品切れしたものもあります。以下のページでは、そんな幻の日本酒、市場に出回らない日本酒について紹介しています。
手に入れるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
>幻の日本酒銘柄おすすめ11選!幻の日本酒を手に入れるコツもご紹介
>市場に出回らない日本酒銘柄おすすめ15選!手に入れるコツもご紹介
日本酒の美味しい飲み方
日本酒を美味しく飲むためには、銘柄選びの他にもコツがあります。最も大切な3つのポイントを以下にまとめました。
適した温度で飲む
日本酒は温度によっても味わいや口当たりが大きく異なります。温度ごとに風情のある呼び名もつけられており、代表的な呼称は以下の通りです。覚えておくと「通」の風格が出ますよ。
・雪冷え(ゆきびえ):5℃ほどの冷酒
・花冷え(はなびえ):10℃ほどの冷酒
・涼冷え(すずびえ):15℃ほどの冷酒
・冷や:常温(15℃~20℃)
・日向燗(ひなたかん):30℃ほどの燗酒
・人肌燗(ひとはだかん):35℃ほどの燗酒
・ぬる燗(ぬるかん):40℃ほどの燗酒
・上燗(じょうかん):45℃ほどの燗酒
・熱燗(あつかん):50℃ほどの燗酒
・飛びきり燗(とびきりかん):55℃ほどの燗酒
他にも、凍らせてシャリシャリとした食感を楽しむ「みぞれ酒」などの飲み方もあります。日本酒の場合、ラベルにおすすめの温度が記載されていることが多いため、はじめはそれを参考にすると良いでしょう。
酒器にこだわって飲む
お酒を楽しむための食器を「酒器」と言います。酒器には、猪口(ちょこ)や徳利(とっくり)、銚子(ちょうし)、タンブラーなど、さまざまな形のものがあります。また、ガラスや錫(すず)、陶器など、使われる素材も多様です。
酒器の大きさは温度に、注ぎ口の広さは香りに、素材やコクやまろやかさに関係があるなど、酒器は日本酒の舌ざわりや味わいの変化と密接な関わりがあります。ぜひ、日本酒を楽しむ際は酒器選びにもこだわってみましょう。
おつまみをお供に飲む
日本酒は、種類によってマッチするおつまみも異なります。例えばフルーティーな薫酒(くんしゅ)には、あっさりとしたシンプルなおつまみがよく合いますし、濃厚でコクのある醇酒(じゅんしゅ)の場合は味が濃く重い料理と一緒に楽しむのに向いています。
最近では、缶詰を開ければそのまま食べられる「缶つま」など、手軽でおいしく凝ったおつまみが多数販売されているので、お気に入りの組み合わせを探してみてはいかがでしょうか?
いかがだったでしょうか?
検索数をベースにした日本酒ランキング。
妥当と思える銘柄から、意外な銘柄まで、面白いランキング結果となったんじゃないかなと思います。
あまり日本酒を飲んだことがない初心者の方は、上記のランキングの中から選んでみるのもいいかと思います。
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