Public Relations by forbul
日本酒にチーズを合わせたことはありますか?
最近では、「日本酒×チーズ」の専門店ができるほど、この組み合わせへの注目は高まり続けています。
そこで、今回は日本酒専門メディア「美味しい日本酒」が、日本酒とチーズがなぜ好相性なのか?をご説明するとともに、オススメの日本酒とチーズをご紹介していこうと思います!
美味しい日本酒編集部
ついにやってきました!日本酒×チーズ特集!
それでは早速行きましょう!
Contents
日本酒とチーズが相性が最高にいい理由
チーズって欧米の料理でよく使われていて、なんかワインに合わせるようなイメージがありますよね。それで「チーズって日本酒に合うの??」って思う方も多いと思います。
日本酒とチーズ。。。最高の相性なんです!!
日本酒とチーズの共通点は発酵食品であること。そして日本酒は他のお酒と比べてアミノ酸含有量が豊富で旨味成分が強いので、チーズ独特のくせを上手く活かしてくれます。
その相性の良さから、国内外で評価が高まり続けています!
これだけ知っていれば十分!チーズの基本
日本酒との組み合わせ方を学ぶ前に、まずチーズの基本をお教えします。
フランスの言葉で「一つの村に一つのチーズあり」というように、それぞれの土地に根ざした独自の製法でつくら造られたチーズが世界中にあります。
そのチーズの数は、なんと1000種類以上!!
そして、そんなチーズは、大きく2種類に分けることができます。
「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」です。
簡単に説明すると、ナチュラルチーズは生のチーズで、プロセスチーズは加熱・加工しているという違いがあります。
1000種類以上あると言われるナチュラルチーズ
ナチュラルチーズとは、乳を固めて発酵熟成させたチーズです。ナチュラルという名のごとく、自然のままに乳酸菌がチーズ内で生きているため、そのまま置いておくと熟成します。
時間の経過と共に熟成が進み、味わいや食感、風味などが変わっていくのが特徴的で、その変化も含めて楽しめます。
そんなナチュラルチーズには代表的なタイプが6つあります。
ここからは、一つ一つのタイプに合わせた日本酒をご紹介します!
ナチュラルチーズの6つのタイプと相性のいい日本酒
- フレッシュタイプ
- シェーブルタイプ
- 白カビタイプ
- 青カビタイプ
- ハード・セミハードタイプ
- ウォッシュタイプ
フレッシュタイプ
「フレッシュタイプ」とは、熟成させないチーズのこと。他のチーズと比べて水分が多く、軽い酸味とさわやかな風味でくせが少ないのが特徴です。そのまま食べたり、ピザや料理に使うなど、日本でも幅広く使われています。
例:クリームチーズ、マスカルポーネ、モッツァレラ、さけるチーズ
相性のいい組み合わせ:フレッシュタイプ(モッツァレラ)×発泡酒
発泡酒とフレッシュタイプを一緒に食べると、フレッシュタイプのミルキーさが増し、デザートのような甘さを楽しめる。軽めなさっぱりとしたフレッシュタイプには、さっぱりとした発泡酒が合います。
シェーブル
シェーブルとは、ヤギの生乳から造られるチーズ。チーズの起源はヤギのミルクでつくらたものだという説も。チーズ入門者にはハードルが高く好みが分かれやすいが、一度ハマると止められない。
例:ヴァランセ、クロタン・ド・シャヴィニョール、サント・モール・ド・トゥーレーヌ
画像参照:株式会社東京デーリー
相性のいい組み合わせ:シェブール(サントモール)×発泡酒と純米酒
発泡日本酒との相性がかなりよい。発泡酒の酸味とチーズの酸味がバランスよく、さわやかに楽しめる。クセが強く好き嫌いが分かれるナチュラルチーズの代表だが、シェーブル初体験の人や苦手な方にオススメできる組み合わせ。
また、純米酒との相性もいい!純米酒のコクがよりシェーブルのクリーミーさを引き出す。
白カビタイプ
「白カビタイプ」とは、表面が白いカビで覆われているチーズ。日本では、もっちりとしてクリーミーなカマンベールが有名。
例:カマンベール、クロミエ、シャウルス、ブリーチーズ
相性のいい組み合わせ:白カビタイプ(カマンベール)×純米酒
白カビタイプはカビ風味が日本酒とやや喧嘩する傾向にあり、合わせにくいチーズの一つだが、純米酒との組み合わせはなかなかのもの。
チーズのコクと純米酒の旨味のバランスがよく、調和している。
青カビタイプ
青カビをチーズの中から繁殖させ、熟成させるチーズ。まるで大理石のような模様。青カビタイプのチーズ(ブルーチーズ)は風味、味ともに強烈で、かなり塩味が強いのが特徴。
例:ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ロックフォール
相性のいい組み合わせ:青カビタイプ(ゴルゴンゾーラ)×貴醸酒
ブルーチーズ(青カビタイプ)に合うお酒は、甘いタイプ。日本酒で言えば貴醸酒が合います。ゴルゴンゾーラチーズが使われたピザにはちみつをかけるように、ブルーチーズと一緒に貴醸酒を飲めば、ブルーチーズの豊かなコクと貴醸酒の甘みが、口の中で溶けるようにマッチします。
ハード・セミハードタイプ
ハード・セミハードタイプは、プレスで水分を絞った硬いチーズです。クセがなく食べやすいので初心者向き。ビザやサンドイッチにも使われます。日本のプロセスチーズにも似た味わい。
例:ゴーダ、チェダー、パルミジャーノ・レッジャーノ、コンテ
相性のいい組み合わせ:ハード・セミハードタイプ(コンテ)×吟醸酒
熟成によって凝縮した旨みに、ナッツのような香りのハードタイプのチーズには、フルーティーな吟醸酒がマッチする。甘み、旨みが口いっぱいに広がり、贅沢な余韻まで楽しめる。
ウォッシュタイプ
「ウォッシュタイプ」は、表面の菌を塩水や酒で洗いながら熟成させるチーズです。外皮からは強烈な匂いがするものが多いですが、皮を外すと強いくせのある匂いは抑えられます。しっとりとした深い味わいで芳醇・濃厚といった大人のチーズ。
例:エポワス、モン・ドール
画像参照:FROMAGE
相性のいい組み合わせ:ウォッシュタイプ(エポワス)×古酒
お酒とチーズが出会い、新たな第三の味覚が生まれる感覚。まさにマリアージュ。チーズのコクと古酒のコクがベストマッチし、お酒は甘くまろやかに、チーズはよりなめらかになる。
日本で人気が高い プロセスチーズ
プロセスチーズとは、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、再び固めたものです。
加熱処理を行い、乳酸菌を死滅させるため、保存中に熟成が進むことはなく、ナチュラルチーズに比べて保存性に優れたチーズです。
日持ちもし、品質も安定するのでお手頃な値段で手に入ります。
美味しい日本酒編集部
スーパーなどで売っている、スライスチーズや、扇型の6ピースのチーズ、ベビーチーズなどは、プロセスチーズです。だから、日本に広く出回っているチーズはプロセスチーズって覚えよう!
相性のいい組み合わせ:プロセスチーズ×純米酒
一般的にプロセスチーズはコクがあり、味のバランスがいいので、バランス派の純米酒を合わせると両方のコクが溶け合い、旨みが数倍に広がります。
日本酒とチーズケーキの相性は??
近年は「日本酒ショコラ」のように、日本酒×スイーツが注目されています。
そしてこれまでにご紹介してきた通り、チーズと日本酒は発酵食品であることから、絶妙な組み合わせの旨さがあります。
特に酸味のある日本酒と組み合わせることで、チーズケーキのコクが引き立ち、奥の深い旨みと甘さを感じることができます!
相性のいい組み合わせ:チーズケーキ×酸味のある日本酒
オススメの日本酒
モダン仙禽 無垢720ml
日本酒とチーズの専門店
自宅で日本酒とチーズのペアリングを楽しもうとすると、酒屋に行ったり特別なチーズを買ったりと、何かと時間がかかってしまいます。
そんな時は、お店に行って手軽に楽しむというのもいいかもしれません。
そこでオススメの日本酒×チーズの専門店をご紹介します。
「Fromage倶楽部」at 渋谷
カウンター6席に二人がけの席が3つと小さなお店だが、チーズの種類は、常時30種類以上。チーズと日本酒のペアリングを楽しめるお店は開店当初から注目され、大人気のお店です。
- 店名:「Fromage(フロマージュ)倶楽部」
- 住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-1
- 電話:03-3464-2030
- 営業時間:[月~土] 18:00~翌2:00 [日祝] 18:00~24:00
- 定休日:なし
自由が丘 cheese亭
チーズと肉と日本酒をメインに、自由が丘に2018年7月にオープンした飲食店。
チーズも好きで、肉も好きで、日本酒も好きって方にはもう天国ですね。。
日本酒とワインが豊富に置いてあり、贅沢にマリアージュが楽しめる。
- 店名:「自由ヶ丘 cheese亭」
- 住所:東京都目黒区自由が丘1-12-6 センタービル 2F
- 電話:050-5591-0702
- 営業時間:火~金:ランチ 11:30~15:00、ディナー 17:00~翌0:00
土、日、祝日、祝前日:ランチ 11:30~15:00、ディナー 16:00~翌0:00
日本酒とチーズについて学んでいただけましたか?
今回ご紹介した組み合わせなどを参考に、ぜひご自分でも、最高の日本酒とチーズの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょう?
コメントを残す