【コスパ最強】安い人気のおすすめ日本酒15選|安くて美味しい日本酒を紹介

近年の日本酒ブームもあり、お店に行くとさまざまな種類の日本酒が並んでいて、選ぶのに苦労されている方は多いのではないでしょうか。

ペアリングするお料理やおつまみの購入を考えているのであれば、お酒はできるだけお手頃で美味しいものを選びたいですよね。

本記事では、コスパの良い日本酒を知りたい方に向けて、安くても美味しい日本酒の選び方や有名な銘柄について解説しています。

最後まで読んでいただければ、低価格でも自分の好みに合った美味しい日本酒がきっと見つかりますので、読み進めてみてください。

美味しい日本酒編集部

こんにちは!
安旨日本酒を求めて、西へ東へ、「美味しい日本酒」編集部です。

早速ですが、コスパ最強の安旨日本酒に出会えるたった一つのコツをお伝えします。

それは、自分の好みの味わいを言葉で表せるかどうかです。

何度か日本酒を飲んだことがある方は、だいたい自分の好みはこういう感じだな〜っと頭に思い浮かぶと思います。

それを明確に言葉に表せるようになれば、その後は、日本酒の口コミのサイトでレビューを見たり、日本酒の味わいが説明してある日本酒の雑誌を読んだりすることによって、このお酒自分の好みに近そうだな〜って想像できるようになります。

つまり、「自分の好みを表現する」というのは、旅をするときの「地図」の役割を果たしているんです!

 

というわけで、今回も世界一わかりやすくをモットーに説明していきたいと思います!

自分の好みにぴったりな日本酒を選ぼう

美味しい日本酒編集部

先ほどもお話しましたが、安旨日本酒に出会うためには、「自分の好みの味わいを言葉で表現し、それに合う日本酒を選ぶ」ことが重要です。

しかし、普段そんなこと気にせずに飲んでいるから、「言葉で表現なんて・・・・」と戸惑ってしまうかと思います。

そこで、まず日本酒の味わいを表現するリストを作成しましたので、「あ〜こんな表現のお酒好きかも」という言葉がありましたら、ぜひ覚えておいてくださいね。

また、酒屋さんや、飲食店でも以下の言葉を使えば、店員さんがそれにぴったりなお酒を選んでくれると思いますよ!

 

甘い(甘口) 辛い(辛口)
酸味がある フルーティーな
上品な 華やかな
酸味と旨味のバランス 芳醇な
綺麗な 心地よい
どっしり すっきり
果実味のある 青リンゴのような
パイナップルのような キウイのような
キレのよい まろやかな

 

日本酒って、語彙力が多い人ほど、自分の求めている味の日本酒に出会いやすいんです。

また、日本酒だけに限らず、普通の食事でも、言葉で表現しておくと、その料理がどういった味わいだったかを覚えていて、より食事が楽しくなるので、ぜひ試してみてください!

美味しい日本酒編集部

ちなみに自分の好みの日本酒のタイプは、華やかなパイナップルのような香りと甘みに、すっきりとした酸味のあるお酒が好きです。

「美味しい日本酒」でも、日本酒の味わいを紹介する時は、様々な言葉を使って表現しているので、ぜひ日本酒の説明文をチェックしてみてください!

 

今回も、最後に編集部が厳選した安旨日本酒を紹介してます!

さて、日本酒選びの言葉の力を手に入れた後は、日本酒選びがもっと楽になる、「日本酒の4つのタイプ」を参考に日本酒を選ぶ方法をご紹介します!

安くて美味しい日本酒の選び方

安くて美味しい日本酒を選ぶ時のポイントは2つあります。

  • 安い銘柄から選ぶ
  • ブランドや酒蔵で選ぶ

この2点を意識して選べば、安くて美味しい日本酒を見つけやすくなります。詳しく解説しますので参考にしてください。

安い商品が多い銘柄から選ぶ

安くて美味しい日本酒を探すときには、まず安い商品が多い銘柄から探してみましょう。日本酒の価格は銘柄によって価格に差があり、安い銘柄からあたりをつけるとコスパの良い日本酒を探しやすくなります。

価格が安い日本酒は、クセが強く飲みにくいイメージがあるかもしれません。しかし、良質な酒米や仕込み水で造られた日本酒なら、コスパが良く美味しい日本酒に仕上がっています。

日本酒の価格が高くなる理由は、原材料の酒米の量やその精米にかかるコストと手間です。そのため「大吟醸酒」は高級酒に分類され、価格も高くなります。対して、安くても美味しいといわれている日本酒は「純米酒」や「吟醸酒」のお酒です。

純米酒は精米歩合に基準が設けられていないため、精米にかかるコストを下げることができます。米と仕込み水の美味しさをそのまま楽しめる日本酒として人気です。

そして、吟醸酒は精米歩合が60%以下の酒米で作られる日本酒。大吟醸酒より精米にかかるコストを低くできます。味わいはスッキリとしており、フルーティーな香りが楽しめるので、日本酒初心者の方にも飲みやすく人気のお酒です。

本記事で紹介している「久保田 千寿」は吟醸酒。久保田シリーズはコスパのよい銘柄としても有名です。気になる方はぜひ、チェックしてみてください。

ブランドや酒蔵で選ぶ

安くて美味しい日本酒を選びたいなら、日本酒のブランドや酒蔵も要チェックです。

日本酒は、生産される酒蔵の地域の特徴や酒蔵のこだわりによって、味わいや価格も大きく異なります。リーズナブルなブランドや酒蔵の日本酒から選ぶようにすれば、安くて美味しい日本酒に出会いやすいでしょう。

本記事で紹介している「獺祭 純米大吟醸45」の酒蔵である旭酒造は、生活の一部として親しみやすい、リーズナブルなお酒を作ることをモットーに酒造りをしている酒蔵です。

純米大吟醸酒の場合、通常720mlのボトルで3,000円以上する日本酒が多い中で、獺祭 純米大吟醸45は、2,000円前後で手に入るため非常に低価格。獺祭は世界でも味わいが認められるほど、有名な銘柄で美味しさもお墨付きです。

「日本酒の4つのタイプ」で選ぶ

安旨日本酒に限らず、全ての日本酒を選ぶ際には、下記の表の4つのタイプを参考にすると、かなり選びやすくなります。

出典:日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)ウェブサイト

例えば、上の表の左上の、薫る酒と書いて「薫酒(くんしゅ)」。

こちらは主に精米歩合(お米をどれだけ削ったか)が低いもので、最近流行りのフルーティーな香りのお酒はここに入ります。

 

もしあなたの好みの日本酒を「甘口で、華やかな青りんごのようなお酒」と言葉で表現したら、あなたの好みは「薫酒」にあたりますね。

そんな感じで、自分の好みのお酒のタイプが4つうちのどのタイプなのかを知っているだけで、自分にぴったりなお酒をより見つけやすくなりますよ!

いかかでしたか?自分の好みのお酒がどこにあてはまるかを確認できましたでしょうか?

 

自分の好みの日本酒を言葉で表現できて、それが、どのタイプの日本酒に当てはまるかを確認できたら、次はより具体的に、銘柄を当てにいく作業をやっていきます!

SAKETIMEのレビューから探す

例えばスーパーとか、コンビニ、酒屋さんなどでも、1000円くらいで安い日本酒がけっこー売られてます。

そんな時に飲んだことがない日本酒だと「こんな安いけど、まずかったらいやだな〜」って不安になりますよね。

そんな時に私がオススメしたいのが、SAKETIMEのレビューです。

私はネットでお酒を購入する際は、Amazonをいつも利用しているのですが、中には口コミが少ないお酒があります。そんな時に、SAKETIMEで検索すると、有名ではないお酒まで口コミがあるので、それを参考にお酒を購入するとかなりの確率で想像通りのお酒が届きます!

例えば、後ほど紹介する「酔鯨」はSAKETIMEには161件の口コミが投稿されています。

口コミを見て、自分の好みと合うかを確認すれば、安旨日本酒かを見分けられる確率UP!!

【補足】日本酒を確実に手に入れるなら通販もおすすめ

 

私自身、月に一度日本酒会を開催しているのですが、イベントで出すお酒を酒屋で購入する場合、酒屋をで3~4件回ることが多くあります。

なぜなら、日本酒の銘柄は全国に15,000銘柄あり、各酒屋が仕入れている日本酒がバラバラだからです。

また、スーパー、コンビニでも同じお酒があるとは限らないです。

また、全国の酒蔵は中小企業で生産量が限られているから、目当てのお酒を買いに行こうとしたら、品切れだったなんてことがよくあります。

なので、お酒はAmazonだったり、ネット通販で買えば確実に購入できるので、大きな時間の節約になります。

 

ここまでで、安くて旨い「安旨日本酒」の選び方、購入する際のポイントについて学んでいただけたかと思います。

ここからは「美味しい日本酒」運営者が厳選した「安旨日本酒」9選をご紹介していきたいと思います!

安くて美味しいコスパ最強の日本酒15選

ここまでコスパの良い日本酒の選び方について紹介しましたが、日本酒の種類や銘柄は豊富にあるため、迷ってしまう方もいるでしょう。

ここからはコスパの良い日本酒の中でも厳選した15商品を紹介します。

どれも有名な銘柄ばかりで、コスパの良いお酒ばかりです。日本酒選びに迷ったらぜひこの中から自分の好みに合った日本酒をセレクトしてください。

獺祭 純米大吟醸45 

旭酒造は杜氏に頼らない酒造りをしていることで有名な酒蔵。日本酒好きな人だけでなく、初心者の方が飲んでも美味しいお酒を目指して酒造りをしています。

「獺祭 純米大吟醸45」は山田錦を精米歩合45%まで磨いて作ったお酒です。山田錦の強い旨みと上品な香りが楽しめます。お値段以上の日本酒をお試ししたい方には、外せない一本です。

製造元:旭酒造 (山口)

久保田 千寿

日本酒初心者の方でも「久保田」の銘柄は聞いたことがあるでしょう。

「久保田 千寿」はスッキリとしたクリアな味わいとしっかりとしたキレ感が特長の吟醸酒です。お料理の美味しさを引き立てる食中酒にぴったり。

おすすめの飲み方は、冷酒や常温、ぬる燗です。料理の温度や季節に合わせてお楽しみください。

製造元:朝日酒造 (新潟)

清酒 八海山

「清酒 八海山」は、五百万石を60%まで磨いてじっくりと丁寧に醸された普通酒です。超軟水である八海山からの伏流水を仕込み水にしているため、口当たりが非常にまろやかでスッキリとした辛口淡麗。

食中酒におすすめで、料理の味わいを邪魔しません。いつもの晩酌のお供にいかがでしょうか。

製造元:八海醸造 (新潟)

亀泉 純米吟醸生原酒 CEL-24

「純米吟醸生原酒 CEL-24」は生原酒ですが、アルコール度数は14度とやや低めで初心者の方にも飲みやすいお酒です。

名前の由来になっているCEL-24とは使用している酵母の名前で、大変甘酸っぱくパイナップルのような果実香の日本酒ができます。

「純米吟醸生原酒 CEL-24」は甘いフルーツの香りと白ワインのような味わいに、ややシュワッとした爽快感があるのが特長です。おすすめの飲み方は冷酒です。しっかり冷やしてお楽しみください。

製造元:亀泉酒蔵 (高知)

仙禽 Hope! 無濾過生原酒 しぼりたて直汲み

せんきんは、地元産の酒米や水を使用した酒造りにこだわっている酒蔵です。

そのせんきんが醸した「Hope! 無濾過生原酒 しぼりたて直汲み」はコロナの収束やロシアとウクライナの戦争に対する平和への願いを込めてリリースされたお酒。何か願い事を叶えたいときなどにチョイスしてみてはいかがでしょうか。

無濾過生原酒らしい、フレッシュでフルーティな味わいです。ぜひ冷酒にしてお楽しみください。

製造元:せんきん (栃木)

南部美人 特別純米酒 

「南部美人 特別純米酒」は、岩手県で開発された酒米の「ぎんおとめ」で醸された特別純米酒です。

香りは甘めのフローラル系で、米の旨みや酸味を感じた後はキレの良さがある味わい。岩手の郷土料理であるひっつみ鍋との相性が抜群です。

720mlで2,000円前後で手に入る価格の安さもあり、非常にコスパの良いお酒。お試ししたい方向けの300mlの小瓶タイプもあり、飲み比べで楽しみたい方にもおすすめです。

製造元:南部美人 (岩手)

月桂冠 定番酒つきパック

「月桂冠 つき」はアルコール度数が13度程度で、低めです。味わいはまろやかで甘味や酸味のバランスも良く、後味もスッキリとしています。女性や日本酒初心者の方にも飲みやすいでしょう。

また、900mlのボトルが1,000円前後で購入できるコスパの良さも魅力的なお酒です。晩酌のお供として、お料理と一緒にいかがでしょうか。

製造元:月桂冠 (京都)

菊水の純米酒

「菊水の純米酒」の特徴は、濃厚なコクと旨みです。精米歩合をあえて70%程度にすることで原料米の旨みを引き出しています。

お料理の引き立て役としても優秀なお酒です。どの温度帯でも美味しくいただけます。

こってり濃厚な味つけの鯖の味噌煮にはお燗、さっぱりとした白身魚のお刺身には冷酒がおすすめ。さまざまな素材や味付けの料理にマッチします。ぜひ、さまざまな温度にして味わいの変化をお楽しみください。

製造元:菊水酒造 (新潟)

越乃景虎超辛口 本醸造

「越乃景虎超辛口 本醸造」は辛口淡麗の味わいが好きな方に人気の本醸造酒です。日本酒度が+12度もある超辛口ですが、口に含むと大変まろやかで飲み飽きしない味わいが人気。キレ感や爽やかな味わいの日本酒が好きな方におすすめです。

越乃景虎超辛口 本醸造は、720mlのボトルが1,000円程度の価格でコスパも抜群です。

製造元:諸橋酒造 (新潟)

真澄(ますみ) 純米吟醸 辛口生一本

「真澄 純米吟醸 辛口生一本」は、発売から改良を重ねられてきた宮坂醸造の看板商品。純米吟醸酒らしい、上品な香りとスッキリとした味わいの中に酒米の旨みを感じられます。

真澄のペアリングにおすすめの食材は、山菜やフルーツを使ったさっぱりとしたお料理。お料理の温度に合わせて、冷酒でもお燗でも美味しくいただけます。ぜひさまざまな温度でお楽しみください。

製造元:宮坂醸造 (長野)

彗(シャア)HALLEY

「彗(シャア)HALLEY」は2018年にモンドセレクションで金賞を受賞した実力派の純米酒です。

彗(シャア)HALLEYの香りは穏やかで、とても上品。日本酒独特のガツンとくるクセ感が苦手な方にも飲みやすいお酒です。

味わいはスッキリとしていますが、米の旨みや酸味のバランスがとても素晴らしく、味の濃いすき焼きなどの料理との相性がぴったりです。ぜひ、冷酒でお楽しみください。

製造元:遠藤酒造 (長野)

上善如水 純米吟醸 

「上善如水 純米吟醸」は名前のごとく、水のようにスルリと飲みやすいと人気のお酒。軽さだけではなく、純米吟醸酒らしい米の旨みやフルーティーな味わいも楽しめます。

上善如水は、料理の味わいを邪魔しないので食中酒としてもおすすめ。日本酒のクセ感が苦手な方や、初めて日本酒を飲む方にもおすすめの1本です。

製造元:白瀧酒造(新潟)

大関 極上の甘口

「極上の甘口」は日本酒度-50度のスイーツ感覚で飲める日本酒です。酸味とのバランスが絶妙で、非常に上品で濃厚な味わいを楽しめます。余韻も長く続くため、酸味のあるスイーツや焼き菓子とのペアリングがおすすめです。

極上の甘口のおすすめの温度は、冷酒や常温、ぬる燗。冷酒から少しずつ温度を上げていき、より濃醇に変化していく味わいを楽しんでみてください。

製造元: 大関株式会社(兵庫)

雪の茅舎 純米吟醸

「雪の茅舎 純米吟醸」は秋田を代表する有名な銘柄の1つ。まろやかでスッキリとした味わいが特長のお酒です。原料米の山田錦と秋田酒こまちを55%まで精米して醸造しており、山田錦ファンもうなる純米吟醸酒。

原料米の質の高さや手間暇かけたレベルの高い720ml瓶が1,000円台で手にでき、非常にコスパの良さを感じる1本です。

製造元:齋彌酒造店(秋田)

酔鯨 特別純米酒

「酔鯨 特別純米酒」は、爽やかで、キレ感のある日本酒が好きな方におすすめできる1本です。

料理の引き立て役にも最適。ペアリングには、鯨の竜田揚げや鰹のたたきがおすすめです。赤身の魚の旨みを引き立て美味しくいただけます。控えめな香りのため、日本酒の匂いが苦手な方も飲みやすいでしょう。

400円程度で買える180mlの小瓶もありますので、お試しで飲んでみたい方や飲み比べをしたい方にもおすすめです。

製造元: 酔鯨酒造(高知)

安くて美味しい日本酒を楽しもう

日本酒の種類は豊富にあり、値段も銘柄や酒蔵によりかなり差があります。安い日本酒はクセが強い、飲みにくいという印象があるかもしれません。しかし、近年の日本酒は海外でも非常に注目されており、コスパの良いお酒も豊富にあります。

おすすめの日本酒は、本記事で紹介した有名な銘柄や酒蔵で造られている15商品です。

有名な銘柄からコスパの良い日本酒を選べば、失敗なく好みに合った日本酒を見つけやすくなります。どの銘柄を選ぶか迷った場合は、小瓶タイプをまず試してみると良いでしょう。

ぜひ、自分の好みに合ったコスパの良い日本酒を探して、リラックスタイムや晩酌をお楽しみください。

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