日本酒好きに朗報!!日本酒に秘められた健康効果。美容・美肌にも効果あり

こんな悩みを持っている方にオススメ記事

  • 「日本酒が好きなんだけど、最近健康に気を使ってて、、」
  • 「酒は百薬の長って聞くけど、本当に健康にいいの?」
  • 「日本酒の美容効果について気になる。」

美味しい日本酒編集部

こんにちは!
お酒を飲む時のルールを作ったら、心も体も調子がよくなり、人生が変わった!「美味しい日本酒」編集部です。

さて、今回は日本酒と健康について!

お酒好きの人って、お酒を飲むメリットだけを自分に都合のいいように解釈しているのを見かけますが、これはもったいない。数年後には、体を悪くして、医者からアルコール禁止と言われてしまいます。。

お酒が好きなら、健康で長く付き合っていきたいですよね。

この記事に書かれていることを意識するだけも、かなり違った「日本酒LIFE」を楽しめますよ!

それではいきましょう!

日本酒の秘めらた健康効果。5つのメリット

美味しい日本酒編集部

まずはじめに日本酒を飲むメリットについて説明していきたいと思います。

下記のメリットは適量である1日1合〜2合を守った場合です。

日本酒は栄養価が豊富

日本酒は、命の源と言われるアミノ酸をはじめ、有機酸やビタミンなど合わせて120種類以上の栄養成分が含まれています。

日本酒に含まれる主な栄養素
バリン(必須アミノ酸) イソロイシン(必須アミノ酸)
ロイシン(必須アミノ酸) リジン(必須アミノ酸)
アラニン(運動時のエネルギー源) アルギニン(成長ホルモンの分泌を刺激する)
グルタミン酸(免疫機能の維持) ペプチド(アミノ酸が2つ以上結合)
有機酸  ビタミン

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日本酒は、他のお酒(焼酎やウイスキー)と比べてアミノ酸の含有率が高く、このアミノ酸こそが、日本酒を飲むと健康だと言われる所以だそうです。

アミノ酸の重要性について
私たちの体の約20%はたんぱく質からできていて、そのたんぱく質を構成しているのが、アミノ酸です。たんぱく質は体の筋肉、皮膚、髪、血液をつくっています。また、生命の源である遺伝子をつくっているのもタンパク質。

美味しい日本酒編集部

たんぱく質をつくるアミノ酸は人体になくてはならないんですね! 

では、そんな重要なアミノ酸が不足したらどうなるんでしょうか?
下記に簡単に図にまとめてみました!

日本酒には、これだけ重要な、アミノ酸が他のお酒に比べて数倍含まれています。

美味しい日本酒編集部

人体の20%を構成するたんぱく質を作るアミノ酸が不足すると、心と体、両方に異変が発生するんですね。。

 

日本酒を飲むと身体が温まり、健康的

日本酒を飲んだ時に、なんか温まるな〜と感じたことはありませんか?

実は、日本酒には、身体を温める効果があるんです。日本酒にはアデノシンという成分が入っていて、これが日本酒を飲んだ時に温かい血液を身体全体に流し、身体を2℃ほど温める効果があります。

血行がよくなれば、毛細血管が活発に働くので、肩こりや疲労の回復、腰痛などに効果があります。またいい血流によってストレスが溜まりにくく、ストレス解消にもつながります。

MEMO
日本酒には血流をよくする効果があり、それが身体を温め、疲労回復など様々な効能がある

日本酒は美容効果がある!蔵の人が美肌の理由


美味しい日本酒編集部

私自身、多くの酒蔵で働く人と会ってきましたが、驚くことに男女共に肌が綺麗です。
「これは日本酒の効果だな」と思っていたところ、様々な美容効果がありました!


日本酒に含まれる美容成分3つ

コウジ酸

日本酒を造る工程で生み出されるのが、「コウジ酸」です。コウジ酸にはシミの元となるメラニンの生成を抑えるはたらきがあります。

フェラル酸
フェルラ酸はポリフェノールの一種です。フェルラ酸には、メラニンを抑える効果の他、シワなどに関係するといわれる、活性酸素の抑制が期待できるともいわれています。

アミノ酸

アミノ酸は美肌の元とも言えるほど、お肌に欠かせない成分です。アミノ酸の中でも美容に最も効果があるのが、「セリン」。セリンは肌にもともと備わっている保湿成分の主成分で、潤いの元となります。

 

日本酒を飲むと学習、記憶能力向上にも効果あり

アミノ酸が豊富に入っていて、健康、美肌に効果があるとなると、まさに適量を守れば、日本酒が「百薬の長」と言われるだけのことはあります。

そしてさらに驚くことに、日本酒には、ペプチド(プロリン特異性酵素)が含まれており、この成分が学習、記憶能力を向上させることがわかっています!

MEMO

人の記憶は、「バソプレッシン」という脳がつくるホルモンによって、神経伝達が行われ、物事を記憶しています。日本酒から発見された、ペプチド(プロリン特異性酵素)は、このホルモン(パソプレッシン)などを調整し、学習、記憶能力を改善させると言われています。

また日本酒に限らず、「飲酒によって記憶力が向上する」という研究結果まで出ています。

参考 飲酒すると記憶力が向上する? 英研究チームの実験から明らかにWIRED

この記事の研究内容

1,実験の被験者(88人)に新しい言葉を学習する課題を行ってもらった。

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2,被験者を2つのグループに分けた。

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3,1つのグループは自由にお酒を飲んでもらい、もう1グループはアルコールの摂取を禁じられた。

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4,そして翌日に、参加者たちには、前日と同じ課題を行った。

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5,結果➡︎アルコールを摂取したグループの方がよりよく記憶していることがわかった。

美味しい日本酒編集部

アルコールが人体に及ぼす影響はまだ謎が多いですが、この研究結果はおもしろいですね。勉強のご褒美としてお酒を飲んでも罪悪感なし! 

「日本酒はカロリーが高いから太る」はウソ!

次に健康面で気になってくるのが、日本酒のカロリーですよね。

最近では、フルティーで飲みやすい日本酒が流行り、若い女性がどんどん飲むようになりました。

そんな中で、聞こえてくるのが、「日本酒って米が原料で、けっこー甘いし、カロリー高くて太りそう」といった声。

果たして「日本酒はカロリーが高くて太りやすいのか?」そんな疑問にお応えすべく、様々なお酒のカロリーを表にしました!

酒類 カロリー(100ml)
ビール 40kcal
発泡酒 45kcal
ワイン 73kcal
日本酒 103kcal
焼酎(乙類) 146kcal
梅酒 156kcal
焼酎(甲類) 206kcal
ウイスキー 237kcal
ブランデー 237kcal

日本酒は、100ml当たり、103kcalかぁ〜

なんか高いような気もする。そんな声が聞こえてきそうです。

しかし、ビールやワインは、日本酒に比べてアルコール度数が低いので、その分量を飲みますね。なので、飲み終える頃には、どのお酒を飲んだとしても最終的なカロリーの総量は大して変わらないのが事実です。

さらに、お酒のカロリーは、脂肪にはならず、優先的に、熱として放出されます。そのため、お酒を飲むと、体が熱くなったりします。

注意
お酒は適量であれば、カロリーが多いわけでも、太りやすいわけでもないですが、酒の肴が太る原因になるので、注意が必要

さぁここまでで、日本酒を飲むことによって得られるメリットをご理解いただけたかと思います。

しかし、このメリットを得るには、ただ日本酒を飲めばいいというものではありません。肝心なのは、飲む「量」です。

1日当たりの適量

1日当たりの適量=1合〜2合

「ほろ酔い程度でやめる」ことが、日本酒健康効果を得ることができるポイントですね。

適量以上飲みすぎるとどんな健康リスクがある?

出典:公益社団法人アルコール健康医学協会ホームページ

アメリカ保険科学協議会(ACSH)で発表された「全くお酒を飲まない人より、適量の酒を飲んでいる人の方が、最も死亡率が低い」という研究結果を発表しました。

上の図からも、お酒を飲むことで死亡率が下がっています。しかし、適量を超える飲酒をした場合、死亡率を上昇しているのがわかりますね。

下記に、飲酒によって上昇するリスクについてまとめてみました。

多量飲酒による健康リスク
  1. 心筋梗塞
  2. 脳卒中
  3. ガン
  4. 肝硬変
  5. 2型糖尿病
  6. 生活習慣病

美味しい日本酒編集部

多量飲酒は、さまざまな健康リスクを増大させますね。 

普段、自宅で飲む際は、適量の1合〜2合に飲む量を抑えられると思います。

しかし、飲み会になると、いつの間にか飲みすぎてしまって、具合を悪くしたり、二日酔いになってしまったりと健康的ではない飲み方をしてしまいますよね。

そこで、ここから、飲み会で飲みすぎないための対策について、順序立てて説明していきたいと思います!

日本酒を健康的に飲む方法・対策

  • 手順1
    飲み会前の対策

    • 牛乳やチーズ(脂肪分を含んだもの)
    • 空きっ腹でお酒はNG

    脂肪分を含んだものを食べれば、アルコールがゆっくりと吸収され、悪酔いを避けられます。

     

     

    MEMO

    悪酔いを避けるポイントは、お酒を飲んでからの、アルコールの血中濃度の上昇をゆるやかにできるかどうか。

     
  • 手順2
    飲み会中の対策

    • ちゃんぽんはNG
    • こまめな水分補給
      (摂取する水はお酒と同量)
    • 食べながらゆっくり飲む
  • 手順3
    こんな症状がきたらストップ

    こんな症状がでたら、ソフトドリンクや水に切り替えてアルコールを体外に出そう。

    • 手足の感覚が鈍い、動作が鈍い
    • 視野が狭い
    • 無性に眠い
  • 手順4
    飲み会後の対策

    • 水分をとる
    • 栄養をとる

    お助けフード(牡蠣、リンゴ、グレープフルーツ、卵、ゴマ、大豆)を摂る

     

美味しい日本酒編集部

自分の場合は、飲んだあとに、コンビニなどに売っている「ヘパリーゼ」と「マルチビタミン」をとるようにしてます。

まとめ

お酒は人生をより豊かにする嗜好品であるのは事実。しかし程度を超えて飲み続けると、死亡率の上昇、ガンや脳卒中、肝臓、腎臓の病気まで、リスクが高まっていきます。

どんな健康な食べ物だって、食べ過ぎ、飲みすぎはよくありません。

適量を守り、健康でいながら、美味しい日本酒LIFEを楽しみ続けてくださいね。

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